日本のフィットネス市場は、ゆるやかに回復してきています。

フィットネス事業者は、これまで、24時間セルフ型ジムやパーソナルトレーニングジム、グループピラティススタジオなどの様々な業態を開発したり、フィットネスだけでなくウェルネスなどをはじめとする新たな入会のきっかけをつくったりして、自クラブの認知度を向上させ、クラブに足を運んでいただく施策を行ってきています。

ですが、クラブに初めて来る方は、わからないことや不安なことばかりです。

そこへいかに寄り添い、安心していただき、生活のなかに自然とフィットネスやウェルネスを取り入れていけるかが、重要になってくるのではないでしょうか?

そのテーマとして、フィットネスクラブの現場最前線で会員を迎え入れるスタッフやスタッフをサポートする支配人、店舗開発やマーケティング担当者には、改めてフィットネスやウェルネスに関するエビデンスを押さえ、それを自クラブのカテゴリーエントリーポイントと組み合わせ、会員がクラブライフを楽しめるよう、オペレーションに具体化させることが挙げられます。

では、どのようにしたら、フィットネスクラブのスタッフとして入会率を上げることができるのでしょうか?

お客さまにもっと快適に継続していただけるためには、何が必要になるのでしょうか?

そこで、今回は、『Fitness Business』で「Retention◎会員定着」を連載する菊賀氏を講師に招いて、ワークショップつき参加型セミナーを行います。

セミナーは、二部構成です。

前半は、理論編として、菊賀氏によるレクチャーを行います。

後半は、前半の内容を踏まえて、それをどのように自クラブに活かしていけるかについてのワークショップです。

フィットネスクラブのスタッフとして、エビデンスに基づいた必要最低限の新しい理論と技術を身につけ、クラブの売上アップとお客さまに継続していただくための方法を習得します。