今、フィットネス事業者は、既存店の立て直しに躍起となっていますが、そればかりでは社会的な貢献や自社の成長は限定的です。今後大切になるのは、それに加えて、新しい価値をまだ顧客でない生活者・勤労者に届けることができる新業態・サービスを構築し、スケールさせていくことではないでしょうか?

では、それを実現するには、どうしたらよいのでしょうか?新規事業の創出や既存事業のグロース、スケーリングなどに実績のある細野氏は、「業界の常識から離れ、『脱・平凡』の発想を!」と主張しています。それはどういうことなのでしょうか?どうすればそういう発想ができ、事業を成長させていくことができるのでしょうか?逆に、今、新規事業が成長していないとしたら、それはなぜなのでしょうか?

今回の「Fitness Business勉強会」では、リクルートで新規事業の立ち上げや既存事業の立て直しを行った経験もある細野氏を講師に、「リーンマネジメントによる新業態・サービスの創造―既存の価値観を超えて新しい価値を発見し、事業化する方法」をテーマで、お話しいただき、後半はミートアップ形式で理解を深め、実践に役立つ機会にできたらと考えています。

ぜひこの機会に、新業態・サービスの創出のためのスキルを身に着けてください。

2022年5月に刊行した書籍『リーンマネジメントの教科書』(日経BP社刊)では、この30年間、世界の中でなかなか大きなイノーションを創出できていなかった日本の大企業でも、米国のスタートアップ企業のマネジメント手法をアレンジすることでイノベーシ
ョンを実現する手法を、自身の経験も踏まえて、わかりやすくモデル化して解説しています。その手法は、日本のフィットネス事業者が、新業態・新サービスを創出する際にも役立ちますので是非お手にとってみてはいかがでしょうか。