アメリカのフィットネス産業の情報・サービスは日本にもかなり入ってきており、当業界の成長にも大きく寄与しているが、ヨーロッパの情報・サービスも、今後の日本のフィットネス業界の成長を見据えたとき、たいへん有用なものになるのではないかと考えられる。

ヨーロッパでも台頭するバジェットジムやブティックスタジオに対して独自の魅力を備えて成長し続ける総合業態のクラブのあり方、神経・感覚・情操にアプローチする子どもや高齢者向けのプログラミング、ICT やAI を絡めた各種フィットネスサービスやエリアマーケティング、企業フィットネス・健康経営の需要を顕在化させる画期的ビジネスモデル、公共スポーツの民間企業による運営受託の新手法などについて、イギリスを中心にヨーロッパのフィットネス事情に精通するThe Leisure Database Company 社代表デビッド・ミントン氏にたっぷりとお話を聴く。

あわせて、ミントン氏と日本の業界関係者とのディスカッションのなかで、これから顕在化するだろう日本のフィットネスサービスの機会とそこにアプローチする手法について、明らかにしたい。とりわけ、保険外で提供されているポストリハビリの成功モデルやコンディショニング系サービスの新しい取り組み、ヘルスツーリズム・スポーツツーリズム成功のポイントなどについて、ヒントを探りたい。

※本イベントは、デビッド・ミントン氏(The Leisure Database Company 社)、西川力氏(有限会社インタービジョン)らに、現地にてご案内いただく、2018 年4月開催予定「FIBO &欧州介護予防・フィットネスビジネス視察研修ツアー(ドイツ・イギリス)」の事前セミナーを兼ねています。