第55回目となるフィットネスベンチャー研究会(FVL)では、いつもと会場を変え、2名の講師に登壇をお願いし、「テクノロジーが支える、フィットネスのある豊かな生活」をテーマに、今、サービス産業にかかわるプレイヤ―の間で導入が進むデジタルテクノロジーによって、未来のヘルスケア/スポーツ、ウェルネス/フィットネスの最前線の風景がどう変わっていくのか、そこにフィットネス関連のプレイヤーはかかわることができるのか、かかわれるとした場合、どんなかか
わり方ができるのか、そのためには、今からどんなことをすることが求められるのかなどについて、お話していただくことにします。
 
 一人目の講師は、株式会社スポルツ代表取締役大川耕平氏。「ヘルスケア/スポーツテックがつくる未来ーフィットネスプレイヤーにとっての機会は?」のテーマ
で、主にヘルスケア/スポーツ産業における世界最前線の動きと今後、日本のプレイヤーがヒントにすべきことなどについてお話しいただきます。
 
 二人目の講師は、先日新たに55億円の資金を調達し、ますますモバイルヘルスケアサービスの開発と営業のピッチを上げる株式会社FiNC Fit 代表取締役CEO溝口 勇児氏。「テクノロジーが変える未来のウェルネス/フィットネスサービスーFiNCが描く未来と戦略」のテーマで、次代の生活者・勤労者がいかにフィットネスを取り入れて生活を豊かにしているのか、そのためにFiNCが摂る戦略は?そこにフィットネス関係者も絡むことができるのかといったことについて、お話しいただきます。

 今後日本でも広がりを見せるだろうデジタルテクノロジーをどう活かすのか、ヒトにはどのような役割が求められるかなどについて、理解を深めるとともに、新たな気づきも得たいと思います。