2022年10月22日（土）、愛知県半田市で⾃動⾞整備・販売店を運営する株式会社旭モータース（以下、旭モータース）が、スポーツジム「SUNNY FLOWS（サニーフローズ）」をオープンした。日本初となる自動車運転シミュレーターが導入されているジムで、高齢者が安全に運転できる年齢を伸ばすことが最大の特徴だ。
また、スポーツジムとしても本格的だ。筋力トレーニングや有酸素性運動が行えるマシンエリアに加え、ストレッチを中心としたマシンや、加圧トレーニング、バーチャルスタジオなども行っており、フィットネス事業者が運営するジムにも決して引けを取らない。料金もレギュラー会員で8,800円（税込）、女性会員とシニア会員（65歳以上）では、6,600円（税込）と通いやすい価格設定となっている。パーソナルトレーニングに関しては、食事指導は伴わないものの、1回50分を3,300円で受けることが可能。自動車運転シミュレーターは大きな魅力の一つだが、ジムとしても高スペックなサービスを低価格で提供している。
その他、ニューオープンにつき随時割引キャンペーン実施中。
詳しくは公式サイトへ。
⾼齢者が安全に運転できる年齢を伸ばしたい
⻑きにわたり交通事故死者数が全国ワーストだった愛知県だが、今年1⽉1⽇に県が公表した2021年中の交通事故死者数は117⼈と統計開始以来最も低い数値であった※。しかしながら、⾼齢者が加害者となるケースは年々増加を続けている。
※愛知県警察交通総務課調べ
運転への不安や⾼齢者や家族からの助⾔がきっかけとなり、⾃動⾞免許を返納する⾼齢者が増える⼀⽅で、「バスが数本しか出ていない⽥舎で免許を返納したら⽣活の⾜がなくなる」「⾏動範囲が狭まり⾃活⼒を失う」といった声も上がっている。
そこで旭モータースは、運転能⼒のテストができる⾃動⾞運転シミュレーターを完備したスポーツジムをオープンした。シミュレーターによる運転操作診断表をもとに、ジムトレーナーが最適な運動指導をし、「いつまでも健康で運転できる体作り」をサポートする。
スポーツジムに自動車運転シミュレータ―を導⼊したのは⽇本初であり、旭モータースが採⽤している機種※も愛知県内初上陸。加害⾼齢者による死亡事故の原因第1位となっているアクセル、ブレーキ操作などを素早く的確に⾏う反応速度テストで「運転脳年齢」を数値化しチェックできる。
※㈱セガロジスティックサービスと損保ジャパンが共同開発した運転シミュミレーター「SLDS-SJ」
なぜ⾞屋がスポーツジムを開業？きっかけは亡き祖⺟の存在
きっかけは、代表取締役を務める⼤岩哲之氏の祖⺟(80)が「何か事故があったらお店の看板を傷つけることになる」と運転免許を返納し、それを機に運動量が減った事が引き⾦となり亡くなった事だった。
⼤岩氏は(写真右)「祖⺟は毎⽇、⼤好きな祖⽗のお墓参りに⾞でいくのが趣味でしたが、同居している叔⽗にお願いしなければお墓参りにいけないとなると、お願いするのに遠慮もあり、外出が減るようになったんです。体⼒が落ちたためか、⽞関先で転んで⾻折。⼊院先で亡くなりました。祖⺟が亡くなったとき、もう少し運転していたら結果は違ったのではないか。公共交通機関の利便性が低く交通量も都⼼に⽐べて少ない⽥舎においては、⾼齢者も時間や気候を考慮すれば運転してもいいはず。スポーツジムで⾝体を鍛えて反射神経を養い、運転シュミレーターでチェックと改善をし、安全運転をしてほしいという思いに⾄りました。」
愛知県初上陸の⾃動⾞運転シミュレーターでできること
シミュレーターでは実際に起こり得る事故の運転シーンを体験することで運転技術、判断⼒、記憶⼒など運転に関する「運転認知機能」のレベル測定から、アクセル、ブレーキ操作などを素早く的確に⾏う反応速度テストで「運転脳年齢」を数値化しチェックできる。
運転シミュレーションの診断結果に基づき運動提案も！
SUNNY FLOWSでは、診断の結果に基づいて運動提案をしてくれる。例えば信号や標識に対する反応速度や安定感という項⽬の点数が低いとわかったお客さまには、トレーナーが脳を活性化させるトレーニングを中⼼に提案をしている。
また、⾝体に負荷のかからない体操やストレッチから取り組んでもらうことなどを意識し、運動に不慣れなシニア世代の⽅でも無理なく運動が継続できるよう工夫されている。
お問い合せ
●店舗名
SUNNY FLOWS（サニーフローズ）半田店
愛知県半⽥市旭町4-65（旭モータース半⽥店隣）
URL：https://www.sunnyflows.jp/
●運営会社
株式会社旭モータース
https://asahi-motors.co.jp/
広報担当
三宅（ミヤケ）
E-mail：s.miyake@asahi-motors.co.jp
TEL：070-4120-6761
