2025年12月10日（水）
フィットネス事業者の課題である「在籍会員の不足」。
その要因の１つに、顧客から見たフィットネスクラブが、従来と変わらず、ジム・プール・スタジオといういずれか、あるいはその全てで構成された施設で「運動できる」ことを中心に訴求し続けていることが挙げられるだろう。
これからの時代は新しい顧客―とりわけ、フィットネス未経験者・ビギナー・ライトユーザーらに、「新しいフィットネス体験」を提案していき、魅力的なプロポーザルと丁寧なオンボーディングで、フィットネスを習慣化できるようにしていき、在籍を少しずつ高めていけるようにすることが求められてきている。
新しい顧客が望んでいる、新しいフィットネス体験とは？
ウェルネス時代における日本的なサービス提案とは？
ジョンソンヘルステックジャパン株式会社の近藤氏と株式会社サンクト・ジャパンの具志堅氏をゲストにお迎えしての本セミナー。フィットネス事業者を含め、すべての利害関係者が大切にしていくべき「新しい体験価値の創出」を探っていく。
近藤 壮太氏
ジョンソンヘルステックジャパン株式会社 コマーシャルビジネスグループ 主任
長野県にある大学にて、研究員として「健康経営」についての研究をする傍ら、大学発のベンチャー起業を狙うプロジェクトにジョインし、新規事業の収益化に貢献。
また、健康運動指導士として、述べ2000人以上の企業従業員や地域住民に対する運動指導や体力測定を行う。
上京後、フィットネス業界の某メディア企業に就職。業界唯一の経営情報誌の編集やウェブサイト運営を担当し、マーケティングを学ぶ。
現在はMATRIXやEGYMなど、世界トップレベルのフィットネスブランドのプロダクトマーケティングを担当している。
具志堅 利実氏
株式会社サンクト・ジャパン パワープレート事業部 ブランドマネージャー／パワープレート マスタートレーナー
米国アスレチックトレーナー協会認定資格（BOC-ATC）
米国イースタンミシガン州立大学でスポーツ医学を専攻し、アスレチックトレーナーとしてアメリカ国内の大学スポーツチームで選手の障害予防・リハビリ・コンディショニングを担当。
帰国後、2014年よりパワープレートの教育・普及活動に携わり、医療機関・リハビリ施設・フィットネス事業者への導入支援やトレーナー研修を行う。
2018年には本社より「Asia Pacific Master Trainer of the Year」に選出。
現在は株式会社サンクト・ジャパンでブランドマネージャーとして、医療・フィットネス・企業・自治体などを横断する「共創ウェルネス」戦略を推進。
科学的根拠に基づいた運動の価値を広く社会へ届けることを使命に、Power Plateブランドの発信を牽引している。
古屋 武範
株式会社クラブビジネスジャパン 代表取締役社長／Fitness Business編集発行人
1962年山梨県生まれ。早稲田大学ア式蹴球部に所属。1985年早稲田大学卒業後、セノー株式会社（現ミズノ株式会社）入社。企画・広報・国際関連業務を担当。1995年 編集長として『クラブマネジメント』を創刊。2000年社団法人日本フィットネス産業協会(現一般社団法人日本フィットネス産業協会/FIA)理事に就任。一貫して調査研究委員を担当。2002年 株式会社クラブビジネスジャパン創業。代表取締役社長兼編集発行人として『Fitness Business』（HFA刊『クラブビジネスインターナショナル』提携）を創刊。経済産業省「グローバル サービス座談会」委員を歴任。フィットネスベンチャー研究会（FVL）主宰（ルネサンス齊藤敏一氏と共同主宰）。日本最大級のスポーツ・健康産業総合展示会「SPORTEC」共同主催。HFAアンバサダー。BMIA認定コンサルタント。第8回プラチナエイジスト（スポーツ・健康部門）。
