インフォグラフィックスを公開
RIZAPグループ株式会社(以下、RIZAPグループ)の連結子会社であるRIZAP株式会社で運営するコンビニジムchocoZAPが、会員数80万人(2023年8月15日時点)を突破し、日本で一番利用されているフィットネスジムとなった。これを記念し、chocoZAPは、これまでの成果について、インフォグラフィックスを公開した。
会員構成
「ハードルの低さ」で幅広い年代が利用。会員の半数以上が女性
一般的にフィットネスジムは、男性が多いと言われているが、chocoZAPの会員内訳は、女性がやや多い。
セルフエステやセルフ脱毛のマシンを設置したことで、多くの女性の集客につながったとみられる。年代別では、タイムパフォーマンスやコストパフォーマンスの意識が高い20~30代が最多となっているが、さまざまな年代が入会している。
入会理由は様々だが、ハードルの低さ(環境、コスト、時間、コンセプト)が最も大きく、近隣の店舗の有無、24時間営業、サービス内容などが主な理由となっている。
利用者の多くは未経験者 最大の目的は「美容」と「体力づくり」
これまでのフィットネスジムの常識にこだわらず、運動初心者の人でも無理をせずに通える環境を用意したことにより、ジム経験なしの入会者が多いchocoZAP。無人店舗でも初心者が安心してトレーニングに取り組めるよう、アプリ内の動画でマシンの使い方などを分かりやすく解説している。
会員の主な利用目的は、「美容」と「体力づくり」が大きく、それぞれ48%となっている。
利用状況
週1回以上利用する会員が80%以上!運動はひとつのマシンあたり、5分以内。
男性の4人に1人がセルフエステ・セルフ脱毛を利用!
会員の約80%が、週1回以上chocoZAPを利用しており、中には週3~4回や毎日通う会員もいる。
よく使われている時間帯は、19時~21時(26%)や16時~18時(17%)で仕事後の帰宅途中が最多となっている。そのほか、これまでのフィットネスジムの固定観念だった運動着の着用や運動用シューズ仕様のルールをなくし、「着替え不要」「どんな服でもOK」「履き替え不要」という気軽さから、仕事中の休憩時間や、外出や買い物のついでなど様々な時間帯にchocoZAPが活用されている。
運動する時間は1台のマシンあたり5分以内に設計されている。chocoZAPでは「5分のちょいトレ」を推奨しており、1台あたりの運動時間が短く、マシンの順番待ちのストレスが少ないことも特徴だ。
さらに、注目のポイントは、chocoZAP会員の男性の4人に1人が、セルフエステやセルフ脱毛を利用していること。若者だけでなく、40代、50代男性の利用者も多い。
「敷居が高さ」や「通うことへの抵抗」を感じている男性も多い脱毛サロンやエステサロン。トレーニングジムに行くついでに個室で体験できるのであればと、エステや脱毛を利用したことのない男性の利用も増えているようだ。
chocoZAPならではの快適な運動環境づくり
chocoZAPは、運動初心者でも安心して利用できるよう、軽めのウェイトで、一方向にしか動かないマシンを導入。マシンの正しい使い方動画もアプリ内で視聴できる。
これまでマシンを使ったことがない初心者の方に親しみやすさを感じさせる白を基調としたデザインを採用しており、これもchocoZAPならではのこだわりのひとつである。
また、一般的に、24時間365日稼働の無人ジムのマシンは、その稼働時間の長さから故障率の高さが懸念されている。chocoZAPにおけるマシンの故障率は、当初(今年1月末)は、1%程度で推移していたものの、この春先から発生した海外からの交換用機材の納品遅れの影響により、故障率は一時的に高くなり、5月末では7.2%となった。
その後、緊急対応として新品機材への入れ替えや、交換用機材の調達、導入工程の見直しなど行い故障率の改善を進めた。さらに、マシン故障率および対応スピードを徹底的に改善させるため、全国各地のRIZAPトレーナーによる即時修理対応、マシンメンテナンス・修理対応のパートナー企業の拡大などあらゆる手を使って改善に取り組んでいる。
これらの取り組みの結果、現在では故障率1%まで改善。今後は故障から48時間以内に修理を完了させる体制の整備を進めていくという。