を迎えた老舗のトライアスロン大会。1986年に、愛媛県中島町の活性化を目的に、商工会青年部が立ち上げ、その後、2005年に中島町が松山市に吸収合併されてからは、松山市の大会として受け継がれてきた。コロナ禍で3年間延期が続いたが、2023年8月、4年ぶりに再開。島民の方々と鉄人たちの家族のような繋がりが、大会の継続開催を支えている。中島地域は、瀬戸内海に位置する、6つの有人島と22の無人島で構成されている。良質なみかんの産地として有名で過去には「丸中(マルナカ)みかん」ブランドで栄えた。現在人口2,300名ほどの小さな島にとって、このトライアスロン中島大会は、松山市の夏の風物詩ともいえる一大行事