株式会社スポーツ科学(本社:静岡県浜松市、代表取締役:山下典秀氏)は、フィジカル検診センター「アローズラボ」とスポーツ科学センター「アローズジム」のサービスを備えた「アローズラボ&アローズジム日本橋三越本店」を、三越日本橋本店(東京都中央区)の新館5階に1月6日に開業した。
同社が展開している、「アローズラボ」はアスリート向けスポーツ科学測定が中心、「アローズラボ」は子ども向けスポーツ科学塾。両施設とも、身体の測定で得たデータを、科学的な分析を行い、アスリートにはフィジカル面やチームの課題開設のためのデータ分析、子どもには運動能力の数値化・評価や目的に沿った最適なトレーニングの提供などを行っている。2011年に浜松市に第一号施設を開業以来、FC加盟も募りながら拡大し、店舗数は19施設へ、延べ2万人にサービスを提供してきた。
同社としては、アスリートや子どもから、幅広い層へ科学的な体力測定や、結果に基づく健康メニューを発信していきたいとし、顧客層にも適応する三越日本橋本店への出店となった。三越日本橋店としても、生活者の消費や生活スタイルが変化し、健康維持、体力増進といったコンテンツへのニーズが高まっていることを日々感じてきていた。これまでの百貨店の枠にとらわれず、新しいサービスコンテンツに「グッドヘルス&ウェルビーング」を掲げ、ライフソリューション型施設の誘致を検討するなかで「アローズジム&ラボ」に着目するに至った。
20店舗目となる「アローズジム&ラボ日本橋三越本店」では、これまでのラボ・ジムのサービスを基本としながら、「スポーツ科学で健康寿命を測る」を新たなメニューとしていく。超高齢化社会を迎えるなか、アローズラボが提供する「体力ドック」で、身体組成、視力、筋力、持久力の4つの検査結果から、科学的に体力年齢を算出する。視力低下による自動車運転中の事故や日常生活での転倒リスク、筋力低下による肥満・生活習慣病・寝たきりのリスクなどの課題を早期発見していく。
これらの「体力ドック」をきっかけに、身体への投資に関心を持ってもらいアローズラボでスポーツ科学の専門家から「貯筋運動」(社会問題である日本人の体力・運動能力の低下を防ぐため、動ける身体づくりを目指し、どこでも簡単にできる筋力トレーニング。福永哲夫東京大学名誉教授/株式会社スポーツ科学研究所 所長が提唱)をアドバイスしていく。同社としては、「体力ドック」が、人間ドックのように、健康状況を把握するのに必要な検査として定着していくことを目指していく。
「体力ドック」は1回につき33,000円(税込)。国内での普及を目指し、新規出店や、接骨院・整骨院等の身体の指導ができる事業者へ、アローズラボの導入をFCで募り、ノウハウを提供していく。
なお「アローズラボ&アローズジム日本橋三越本店」では、好みの角度に傾斜しトレーニングできるゴルフシミュレーや、AR技術を用いた未来型バーチャルフィットネスは、初導入され、同店独自のサービスとして展開していく。
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