株式会社ティップネス(以下、ティップネス)は、2020年よりオンラインフィットネス事業をスタート。それがtorciaである。ティップネス会員向けから範囲を広げ、会員でなくてもオンラインフィットネスを利用できるように進化してきたが、2023年4月からさらに範囲を広げて、To B向けに展開することが決定。これにより、誰でも簡単にオンラインとオフラインのハイブリッドなウェルネスサービスを実現できるようになる。

  • 株式会社ティップネスオンライン
    事業企画部
    柳原 圭氏
     

オンラインフィットネスtorciaのこれまでの歩み

ティップネスがオンラインフィットネスサービスを開始した背景は、コロナによる臨時休館時に、会員が施設を利用できないときでも身体を動かす機会を失わないようにするためであった。

そのため、急ピッチでサービスを届ける必要に迫られた。

「最初は会員さま向けにインスタライブで対応していました。ただ、コロナは残念ながら長引きそうな様相でしたので、このオンラインサービスを会員さまに限らず、一般の方々が誰でもサブスクで利用できるようにtorciaを開発しました」と柳原氏は説明する。

すでに相当な人数がtorciaを継続的に利用しているが、それをプラットフォームとして他社へ開放することにした狙いはどこにあるのだろうか?

「torciaはイタリア語で『たいまつ』という意味で、多くの人の健康を先導する聖火ランナーのような存在を目指したいという意味が込められています。このビジョンを実現するために、ティップネス単体でToC向けに展開するのみならず、ほかの企業さまとも手を組み、共にサービスを届けていく方針へ変更したのです」

OMO型のサービスへ進化すれば会員の利便性と満足度が高まるわけ

OMOとはOnline Merges with Offlineの略で、オンラインとオフラインの融合を意味する。

「顧客インタビューを通じて、オンラインの良さが見えてきました。例えば、周りの目を気にせず、インストラクターを独占して反復練習できることが嬉しいようです。リアルレッスンですと臨場感はあるものの、間違えると恥ずかしいという気持ちが参加のハードルを上げてしまうこともあります。

さらに、忙しくて時間がないと、どうしても施設へ足を運ぶ頻度は落ちます。

そうすると、満足度は徐々に低下していき、退会につながる可能性が高まります。それをオンラインのサービスも届けることで、防ぐことができるのです」と柳原氏は力を込めて話す。

今まさに世の中から求められているサービスのかたちと言えるだろう。

オンラインコンテンツ制作ならティップネスにお任せあれ

ただ、「頭ではわかっているけれど、実際にオンラインサービスの提供をするのはリソース的に難しい」というフィットネスクラブは多いのではないだろうか?その課題を、自身の施設へtorciaを導入することで解決できる。

torciaのコンテンツはティップネスに所属する2,000人以上のインストラクターから厳選した人材を起用。さらに、渋谷および本社に合計で3つの撮影スタジオを構え、設備も充実している。加えて、サービス開始以来ノウハウを蓄積しているだけでなく、日本テレビとの資本関係も相まって、ハイクオリティなコンテンツが強みである。

それを、自身の施設の会員へ提供できれば、レッスンのマンネリ化を防ぎ、充実させることができるだろう。

「導入方法はいくつかあります。1つは、会員さま向けのオプションとして追加いただく方法です。付帯サービスとして会費外収入の向上に貢献させていただきつつ、会員さまの利便性と満足度も高められます。

もう1つは、スタジオでコンテンツを配信いただく方法です。テレビ番組と同様に、生配信や録画したフィットネスコンテンツを織り交ぜながら、会員さまに良さを実感いただくことができると信じています。インストラクター不足によるスタジオの活用機会のロスを防ぎつつ、会員さまがそれを自宅でも行いたいとなれば、オプションへの申し込みも期待できます」と柳原氏は語る。

さらに、ティップネスはオリジナルコンテンツの制作を受託するサービスも同時並行で開始している。現に、他社クラブや企業からレッスン放映についての問い合わせが増えてきているという。オンラインフィットネスのことでお悩みなら、まずはティップネスへ相談を。お困りごとのよろず相談室として、様々な提案をしてくれるだろう。

ウェルネス×エンターテインメントで社会全体を健康に

人々が音楽を、便利なストリーミングサービスと臨場感あふれるライブコンサートで楽しむように、torciaはウェルネス領域のストリーミング部分を担おうとしている。

世間的には、肩こり、腰痛、目の疲れ、さらには睡眠で悩む人が増え、そのような課題にアプローチするコンテンツが特に再生されている。そこから徐々に運動強度を高めていき、楽しみながら続けていたら健康になっているようなジャーニーが理想だろう。

それが実現できれば、今までなかなか運動施設に訪れなかった人の行動を、変容させられるのではないだろうか?

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