インタラクティブなカーディオ機器の未来をリードするものは何か? Life Fitnessは、現在のカーディオのトレンドと会員の利用データを紹介している。
2022年、フィットネス業界の継続的なリバウンドを目の当たりにした。2019年、フィットネス業界は418億ドルという史上最高の市場価値を記録したが、パンデミックにより翌年には280億ドルまで暴落。しかし、市場・消費者データ会社のStatistaによると、2022年の市場収益は、320億ドルに戻ったと報告されている。
多くのフィットネスクラブが立ち直り、会員がますます多く戻ってくるにつれ、新しいトレンドやパターンが出現している。
カーディオトレンドの台頭
特に、Life Fitnessのカーディオ担当副社長であるマット・ブレナン氏は、会員とマシンの関わり方、機能の向上など、カーディオとカーディオ機器全体にいくつかの傾向が見られると指摘する。彼は、3つの主要なトレンドについて以下の通り概説している。
1. Back to Basics(基本に立ち返る)、新たな工夫を加える
「人間の動きを再現し、運動者とマシンがより共生するようなモダリティが登場しています」とブレナン氏は指摘する。
ウォーキング、ジョギング、ランニング、乗馬、ボート、クライミングは、自然な動きとは言い難い "新しい乗り物 "に対して、最も人気のある動作のカテゴリーである。しかし、これらの運動を促進する機器には、ユーザーが機器のあらゆる側面に適応しなければならないのとは対照的に、ユーザーへの適応性を高めることへの期待が高まっているという。
さらに、「ワークアウトの種類やワークアウトを最大限に活用する方法、機器をより効果的に使用するためのヒントなどを提供する、より高度なパーソナライゼーションも高い価値を持つと考えられています」とブレナン氏は付け加える。
2. より没入感のある体験を
より没入感のあるコーチングやアウトドア体験の再現から、教育コンテンツ、エンターテインメントなど、多岐にわたる。
「メインフロアにあるマシンでのインストラクター主導のビデオベースのクラスは、パンデミック後の世界では、今や願望というより期待になっています」とブレナン氏は