新たな価値を生み出す居場所に
株式会社グローバルフィットネスジャパン(以下、グローバルフィットネス)は、2023年4月26日、日本で3店舗目となるsnap fitness宝塚店(以下、宝塚店)をオープンした。
フィットネスクラブ×オープンラウンジで、フィットネスクラブの新たな価値を生み出している。
世界20ヶ国以上で約2,000店舗の出店数を誇るsnap fitness。日本での3号店目は、宝塚歌劇団でも有名な兵庫県宝塚市に24時間ジムとしてオープン。阪急宝塚駅から徒歩3分ながら、駐車場も完備する好立地だ。宝塚市は、駅前に百貨店もあり、平均年収が比較的高い、上品な住民が多いことでも知られている。
宝塚店では、このハイレベル層を意識したマーケティングを行う。グローバルフィットネスで代表取締役社長を務める竹ノ内和樹氏は「落ち着いた空間づくりには力を入れました。例えばマシンの間隔をなるべく広くとり、ゆったりとした快適なトレーニング空間を演出しています。また、階段を降りてすぐ右側に、ラウンジが広がるようにし、『優しい雰囲気』を伝えるところには気を配りました。実際、24時間ジムのボリュームゾーンは、20~30代ですが、当店では、40代や50代以降の会員さまも多いです」と説明する。
この「優しい雰囲気」は、コンセプトをもとに設計されている。
「snap fitnessが世界中で掲げているコンセプトは『For the feeling』です。フィットネスは難しいものではなく、簡単で良いということを意味しています。このコンセプトを伝えられるよう、宝塚店では、快適さや居心地の良さにはこだわりました」
宝塚店には、約50㎡ものコワーキングスペース付きのオープンラウンジを完備。月会費の8,500円(税抜)を払えば、誰でも24時間利用することができる。プライベートブースもあり、仕事や勉強をする会員で賑わっていると言う。
「多くのフィットネスクラブが、他社とは違った運動ができることに価値を置いています。私は極論、オープンラウンジで心を落ち着けるだけでも良い