フィットネスは生活必需品である
「フィットネスの民主主義の実現」をテーマに、スイミングスクールやフィットネスクラブを運営する株式会社林水泳教室。コロナ禍でのオープンにも関わらず、圧倒的な集客を見せたHAYASHIフィットネス&スパリゾート24平和台(Fitness Business通巻第123号参照。以下、平和台)に続き、ロープライス型24時間ジムとなるHAYASHIフィットネス24井土ヶ谷(以下、井土ヶ谷店)をオープンした。
2023年7月1日、井土ヶ谷店は、京急線井土ヶ谷駅から徒歩20秒ほどの商業施設内にオープン。同社で執行役員開発部本部長を務める吉永氏は「この物件は即決しました。出店要件を全てクリアしたベストな案件です」と話す。
井土ヶ谷駅は、ターミナル駅ではないものの、1日の平均利用者が25,000~30,000人のボリュームを持ち、周辺地域では若い子育て世代も増加傾向にある。立地戦略には、徹底的にこだわり抜く吉永氏からしても、これ以上ない好立地への出店となった。
井土ヶ谷店のコンセプトは、平和台同様「湘南へショートトリップ」だ。大きな開口部を施し、視認性の高い開放感のある施設を、68坪の広さでも実現している。また、井土ヶ谷店独自のコンセプトとして「初心者が通いやすいジム」も付け足した。
井土ヶ谷店で、マネージャーを務める国知出氏は、「24時間業態のジムですが、初心者比率はなんと80%以上になります」とコンセプト通りの集客ができていると胸を張る。
「特に、パーソナルトレーニングは会員さまに、満足していただいています。すでに、在籍するスタッフが対応できる予約枠は全て埋まっている状態です」(国知出氏)
また、24時間のセルフジムながら、スタッフアワーには、常時2~3名が在中。平和台と同じく、スタッフが会員を常に気にかけ、困っている会員には、すぐに声かけできる体制を整えている。これも初心者のユーザーが、安心して利用できる理由の1つだろう。
マシンはすべてジョンソンヘルステックジャパン社のMATRIXを採用。
初心者への使いやすさも売りだが、価格に対しての耐久性や故障時のサポートが充