株式会社ルネサンスが、東京都が実施した「令和3年度東京都スポーツ推進企業認定制度」に応募し、認定された。

1.「東京都スポーツ推進企業認定制度」とは

「東京都スポーツ推進企業認定制度」は、東京都オリンピック・パラリンピック準備局が、「従業員が行うスポーツ活動の支援や促進に向けた優れた取り組みを実施している企業」や、「アスリート・団体・大会への支援など、スポーツ分野での支援を実施している企業」などを毎年認定するもので、2015年度より創設された。

応募対象は、東京都内に本社・事業所を置く企業、社団法人、財団法人、NPO法人などとなる。

*「東京都スポーツ推進企業認定制度」:https://www.sports-tokyo-info.metro.tokyo.lg.jp/company/

2.当社の主な取り組み

従業員が行うスポーツ活動の支援や促進

同社においては、「健康経営宣言」のもと、従業員への積極的な健康づくり支援と、組織的な働き方改革を推進し、従業員へのスポーツ活動の支援や促進に取り組んできた。

今年度は、新型コロナウイルスとの長い戦いを見据え、暮らしや働く場での感染拡大を防止する習慣が定着した。この「新しい日常」の中で、同社においてもテレワークが推奨されるなど、コロナ前と比較し、従業員の働き方や生活は大きく変化した。

そこで、安全安心に利用できる自社のスポーツクラブの利用促進や、自社保有のオンラインレッスンサービスを通した運動機会の提供など、リアルとオンラインの両方を活用し、健康づくりのサポートに取り組んできた。

そのほか、社内制度においても、勤務時間内の休憩時間を最大で2時間取得できるようにし、自社施設での運動がしやすくなる環境を整備した。

また、本社勤務者の運動実践の場をつくることを目的とした「スポーツ倶楽部」活動においては、毎週、社長自らがCHO(健康最高責任者)として参加するほか、他の経営層も積極的に取り組むことで、経営のトップが、自らの健康づくりに取り組む重要性を従業員に示している。

これらの取り組みの結果として、コロナ禍にも関わらず2019年度と比較した際の従業員の運動実施率が、2020年度は増加したという調査結果が出た。※

※1週間に2回、1回当たり30分以上の運動を実施している人の割合

2019年度:55.8%

2020年度:63.4%

アスリート・団体・大会への支援

今夏に開催された東京2020オリンピック・パラリンピックでは、水泳競技において所属の池江璃花子選手を同社のコーチがサポートするほか、他の種目のオリンピアン、パラリンピアンに向けて自社トレーニング施設の提供などの支援を積極的に行ってきた。

また、生涯スポーツである水泳を活気づけるため、同社主催のマスターズ水泳大会の実施や、FIAマスターズ大会の協賛などの取り組みも実施した。

上述した取り組みが認められ、2015年度から継続して7年連続での認定となった。

同社は、今回の認定を受け、引き続き、従業員のスポーツおよび健康づくり活動を推進するとともに、スポーツおよび健康づくりの分野で、より地域の人々に貢献できる活動に努めていく。