※写真:左から 株式会社トヨタシステムズ 最高技術責任者 上級 Executive Adviser 川添浩史氏、大府市長 岡村秀人氏、株式会社ルネサンス 取締役副社長執行役員 望月美佐緒氏
睡眠の改善を支援することで、働く世代の健康増進に貢献
株式会社ルネサンス(以下、ルネサンス)は、愛知県大府市が進める健康増進施策「大府市働く世代の睡眠改善実証事業」に関する覚書を、大府市及び株式会社トヨタシステムズとの3者間で締結した。
本取り組みを通して、ルネサンスの健康プログラム「スリープタフネスセミナー」を対象者に実施し、事業の推進を支援しながら、働く世代の睡眠課題の解決に取り組んでいく。
大府市働く世代の睡眠改善実証事業の概要
大府市の「健康都市おおぶ」の先駆的な取り組みとして、働く世代をメインターゲットに、睡眠を切り口とした健康経営※を支援する施策。
※健康経営はNPO法人健康経営研究会の登録商標
大府市のウォーキング事業「健康プログラム」に参加する大府市内事業所の従業員80名程度を対象に、ルネサンスの「スリープタフネスセミナー」を実施し、その前後に株式会社トヨタシステムズの機器にて、睡眠の質を測定する。実施期間中には測定データに加え、アンケートによる主観調査も実施し、睡眠の質改善を図る。
「スリープタフネスセミナー」について
企業の健康経営の支援を行うため、ルネサンスが開発した効果的に睡眠の質を高めるプログラム。睡眠不足は、本人の健康だけでなく、企業にとっても、メンタル不調、生産性の低下、労働災害の原因など、非常に重大な優先すべき課題である。
日常生活の中で実践できる、睡眠の質を高めるための「知識」と「スキル」をセミナーを通して身につけることを目的に、座学だけでなく、実践形式のワークや行動目標の設定など、その日から実践できる質の高い睡眠のための行動を促すセミナーである。NPO法人健康経営研究会 理事長 岡田邦夫氏監修のプログラムとして、多くの企業、健康保険者、自治体の住民向け健康セミナー等で、取り入れられている。
今後の展開について
日本人の睡眠は、OECD加盟国の中で、最も睡眠時間が短いなど課題があると言われている。企業の健康経営の推進や、地域の健康づくり支援の一層の推進に向けて、睡眠の課題解決に取り組むことは、非常に重要である。
ルネサンスは、「本事業で得られた知見を、より良質で効果的なプログラムの開発と展開に活かし、全国に届けることで社会課題の解決と事業の拡大につなげてまいります」と述べている。
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村角(むらずみ)・原
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