岐阜県を中心に、現在121店舗を展開するフィットイージー。アミューズメント型フィットネスクラブを謳い文句に、破竹の勢いで出店を進めるその中心に中森さんはいる。2021年にCOOとしてフィットイージー株式会社(以下、フィットイージー)に加わってからは、FC展開も加速させた実力者だ。現在は副社長を務め、熱いパッションで部下からも慕われる中森さん。24時間ジム業態で頭一つ抜きんでるフィットイージーの立役者のキャリアに迫る。

FC展開のスペシャリストとして
フィットネス業界にジョイン

幼少期からスポーツや運動が大好きで、中高ではバスケットボールに励んだという中森さん。「負けず嫌いな性格で、負けても絶対に認めない強気な性格でしたね」と笑顔で幼少期を振り返る。

だが、その負けず嫌いな性格は、社会人になって、すぐに真価を発揮することになる。社会人になって幾ばくもなく、ビデオレンタル事業を行っていた会社が、リユース業態の発足とFC展開をするという機会があり、取締役として、立ち上げを担うことになった。

若くして、取締役という重責を背負うこととなった中森さんだが、その負けん気の強さで怯むことはなかった。

「若い頃から、自分で考えたものをかたちにして結果を出すということについては、自然にできていましたね。その点では、今も昔もしていることは大きく変わりません」

中森さんはその企業で、質屋や中古品販売の店舗のFC化を見事成功させ、全国で200店舗以上にした。そんな輝かしい実績を持つ中森さんが、2021年にフィットイージーに合流し、フィットネス業界でキャリアをスタートさせたのはなぜだろうか?

「フィットネス業界に飛び込む前から、健康やフィットネスには興味がありました」と説明し、中森さんはさらに続ける。

「フィットイージーの社長とは、20代の頃から共に仕事をしてきた仲でした。お互い常に情報は共有していましたが、フィットイージーがFC展開に本格的に乗り出すタイミングと私のFC事業への想いが合致し、20年以上務めた会社を離れ、フィットイージーに入ることを決めました」

FC加盟店の開発から
経営マネジメントまで幅広く活躍

COOとしてフィットイージーにジョインしてから、現在は副社長に就任している中森さんだが、常に第一線に立ち続けている