昨年、大盛況を迎えたTaispoが2024年も開催!

台湾貿易センター(TAITRA)が主催する「台湾国際スポーツ・フィットネス見本市(TaiSPO)」が、来年の2024年3月6日から9日にかけて台北南港国際展示センターホール2(TaiNEX2)にて開催する。

スポーツ用品、フィットネスマシン、アウトドア用品を幅広く網羅した展示が行われるほか、国内外のメーカー、サービス業者、ブランド業者が集うことから、TaiSPOはスポーツ・フィットネス産業関係者の交流や分野横断的な提携、市場開拓の場として、最も代表的なBtoB向け展示販売プラットフォームとなっている。

現在、TaiSPOは、海外からの出展企業の参加を、募集中だ。

新しい施策とともに、キービジュアルを刷新
進化し続けるTaispo

台湾において最も長い歴史を持つスポーツ・フィットネス産業の見本市であるTaiSPOが今年2023年、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う入国制限の撤廃後初めて開催。61か国以上から1,200人に及ぶ海外バイヤー、6,000人を上回る台湾国内の業者を引き寄せ、パンデミック前に比べ80%増の総来場者数を記録した。

この結果は、産業における水平展開やハード面・ソフト面の要素の統合など、TaiSPOが講じた戦略が大きな反響を呼んだことを明確に表すものとして評価できる。

この勢いに乗り、2024年のTaiSPOでは「活力ある健康社会(Dynamic Fitness Society)」「屋外で楽しむライフスタイル(Alternative Leisure Lifestyle)」「スポーツテックの新境地(Sports Tech Next Level)」という3つの方向性を掲げ、スポーツ・フィットネス産業における多様化したコミュニティと豊かなアウトドアライフを展示しながら、テクノロジーを活用したスポーツエコシステムが持つ無限の進化の可能性を模索していく。

また、同見本市では、運動時の体温分布を想起させる「生命力溢れるオレンジ(Energetic Light)」と「青い海のブルー(Blue Ocean)」という新たなキービジュアルを採用し、多角形の線により多様な業種間の出会いと市場全体の熱量の高まりを表現した。

産業の高まりを表現するため、イメージカラーを刷新した

Global Wellness Economyのレポートによると、2023年に世界のスポーツ産業の総規模は1.1兆米ドルを超えると予想されており、なかでも高成長を牽引する主な地域はアジア太平洋地域であるとされている。特にモノのインターネット(IoT)や人工知能(AI)といった新技術の活用により、変革がもたらされつつある現在のスポーツ産業において、産業動向の変化に対応し、事業者によるスポーツ市場の拡大を後押しすべく、TaiSPOは来年2024年も進化を遂げた新たな姿を示していく。

「インドアフィットネス」「アウトドアスポーツ」「ウォータースポーツ」「ヘルス・スポーツファッション」「オールエージフィットネス」「スポーツテックエリア」「スポーツマーケティング・サービス」の7つのエリアに加え、出展ブースの充実を図り、「AIoTエリア」「ゴルフエリア」「グランピングアウトドアエリア」などの新しいエリアを設置し、静的なフォーラム・講座、動的なグループレッスンやアウトドア体験イベントを実施。

国内外の市場開拓チャネルやビジネスパートナーを求める台湾企業に最適となる、スポーツ・フィットネス産業関係者に向けた年に一度の交流イベントとなる。

2024台湾国際スポーツ・フィットネス見本市(TaiSPO)は、2024年3月6日から9日にかけて台北南港国際展示センターホール2(TaiNEX2)で開催する。現在、海外企業の出展申込み期間中だ。数に限りもあるため、早めのお申し込みを推奨する。