スポーツクラブ事業・ホテル事業・不動産事業を行う株式会社東祥(以下、同社)は1月31日、スポーツクラブ事業「ホリデイスポーツクラブ」の2024年3月期第3四半期決算(2023年4月1日から2023年12月31日まで)を発表した。
会員数回復に向けた施策により増収
第3四半期連結累計(2023年4月1日~2023年12月31日)
・売上高
90億75百万円(前年同期比4.7%増)
第3四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症(以下「感染症」)も5月8日より感染法上の分類が2類から5類に変更され、個人消費も緩やかな回復基調が見られるものの、緊迫した海外情勢並びに為替の影響等によるエネルギー資源をはじめとした物価上昇により、消費者動向など先行き不透明な状況が続いている。
スポーツクラブ事業の概況
スポーツクラブ事業においては、会員数回復に向け積極的な広告宣伝活動の実施、サービス向上を目的とした人件費の増加、既存施設の改修、光熱費の高止まりもあり、また、新規2店舗の開業(準備)諸費用を計上しており、コストの増加要因となっている。
同店舗数の状況
スポーツクラブ事業における第3四半期連結会計期間末の店舗数は、2023年7月に開業した「ホリデイスポー ツクラブ半田」(愛知県半田市)、同11月に開業した「ホリデイスポーツクラブ東広島」(広島県東広島市)を含め101店舗となった。
営業概況と売上高
営業面においては、前連結会計年度に引き続き付加価値向上を目的にプログラム予約、ダンス・ストレッチ等店舗独自のオリジナル企画、オンラインプログラム「ホップTV」の配信等、会員数回復に向け広告宣伝を強化したことにより、第3四半期連結累計期間のスポーツクラブ事業の売上高は9,075百万円(前年同期比4.7%増)となった。