ここ数年、総合クラブの出店数が伸び悩む一方で、出店の勢いが止まらない小規模施設。総合クラブにとって厳しい環境の今だからこそ、付加価値をつけることで、新たなユーザーの獲得と定着率の向上につなげている企業もある。なかでも野村不動産ライフ&スポーツ株式会社(以下、野村不動産ライフ&スポーツ)は、2019年に小林利彦氏が社長に就任したことを機に、新たな視点から運営改革に取り組んでいる。

アンケート結果に奮起 スタイリッシュなスポーツクラブへ

総合クラブの周りにいくつもの小規模業態が出店しているという状況も珍しくなくなった現在、総合クラブが運営を継続するためには、その特徴や魅力をより明確にするとともに、運営