人々の運動習慣が変化することは驚くべきことではない。Murphy Researchのシンジケート・リサーチ・ディレクターであるサラ・マリオン博士は、ジムやフィットネスクラブは、その施設のユニークさや訪問する価値のあるものを活用すべきだと指摘している。

 

 

 

 

2022年は、オミクロン株が世界中で急増したため、マスク、社会的距離、病気の蔓延で始まった。しかし、徐々に回復を見せ、結果としては、旅行、消費、社交がパンデミック以前のレベルに近く、3年間で最も正常なホリデーシーズンとして幕を閉じた。

しかし、アメリカでの生活がだいぶ正常になったように見えても、その正常は2019年と同じではないので、消費者がパンデミック前の習慣に戻ると期待することは非現実的である。

2018年以降、State of Our Health調査プログラムは、これらの変化とアメリカ人の健康、フィットネス、食習慣への影響を追跡調査してきた。State of Our Healthは、客観的な定量・定性調査やデータをもとに、食、フィットネス、マインドフルネスに関するアメリカ最大かつ最も包括的な情報源となっている。

良いニュースとしては、アメリカ人がこれまでと同じように、ある意味ではそれ以上に運動に取り組んでいるということである。しかし、フィットネス業界にとっての課題は、消費者が豊富な選択肢を試行錯誤している中で、安定性を維持することができるかである。

フィットネス利用客の昔と今、何が違うのか?

アメリカにおける「フィットネスの利用」とは、少なくとも週に1回以上、運動やフィットネスを行うアメリカ人の数と定義している。しかし、パンデミック前と比べると、より活発化している傾向である。より多くの人がこの領域に参加・退出をしており、それに伴い、習慣も頻繁に変化している。

パンデミック以前は、季節的なパターンはあったが、フィットネスへの参加は安定しており、ここ数年のような変動は見られなかった。

パンデミックの発生以来、私たちの生活自体も大きく変化しており、今さら変