業界各社が集まり、被災地への復興を支援
2023年5月13日(土)、新型コロナウイルスの影響で中止されていた、フィットネス業界チャリティフットサル大会が開催された。3年ぶりとなった今大会で21回目を迎える。
同大会は2011年の東日本大震災の被災以降、以下の大会趣旨のもと開催されている。
- 東日本大震災による被災者・被災地に対してフィットネス業界として継続支援すること(震災を自分事として考えること)
- 単発で終わらせず継続的な支援を目指すこと(出来る事を・出来るだけ・出来る限り)
- フィットネス業界の交流を深めること
なお、大会参加費は必要経費を差し引き、全額東日本大震災復興支援募金に寄付している。
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当日は、18のフィットネス関連企業・団体から約100名が集まり、東日本大震災への復興支援の目的のもと、フットサルを楽しみ、汗を流した。大会は、チャレンジリーグ(比較的年齢層の低く、経験者で開催される)とファンリーグ(接触プレーが少なく平均年齢も高めで、初心者・女性・子ども(小学生以下)の参加OK)の2リーグに分かれているため、誰でも気軽に楽しめる。参加者の家族(お子さん)なども参加可能で、当日はお子さんの参加もあり、楽しく活気のある雰囲気で行われた。
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もちろん、復興支援が第一の目的であることに相違ないが、コロナ禍で、ともに苦しんだフィットネス関係各社がともに汗を流し、横のつながりを持ち、結束し合い、フィットネス人口の増加と幸せな社会の創造という同じ目標に向かって、ともに進んでいく良い機会ともなっている。いつもはしのぎを削り合う競合他社同士も、この日ばかりは皆、仲間のようだった。
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次回のチャリティフットサル大会は2023年秋に開催予定。今大会参加できなかった企業やクラブは、下記まで連絡をいただければと思う。5人集まらない場合でも、ミックスチーム(今大会も2チームあった)として、参加することができるため、気軽に連絡をしてほしい。
このフィットネス業界チャリティフットサル大会が、東日本大震災の復興を支援するとともに、日本のフィットネス業界をさらに盛り上げていく場になればと強く思う。