ロングリーチグループとの資本業務提携によって国内の収益拡大と海外事業を加速化
健康×スポーツ×ITをテーマに事業展開している株式会社nobitel(以下、nobitel)は、様々な業界・市場環境において豊富な投資経験を有する独立系投資会社ロングリーチグループ(ロングリーチ)が設立する買収目的会社LFP Holdings, L.P.からの資金調達を完了するとともに資本業務提携を締結したことを報告している。
本格的な事業拡大のフェーズへ
nobitelとして第三創業期を迎えた2021年8月から2年。コロナ禍においてもストレッチ専門店「Dr.stretch」は新規出店を継続してきたが、今後は国内に加えてアジアを中心に海外の出店計画を強化していく※。会員制ビジネスとしての収益力を上げるために、顧客エンゲージメントの改善による解約率の低減、物販の拡大による顧客当たり売上の拡大などを通じてLTV向上を目指していく。
※関連記事:アフターコロナ戦略で加速する、ストレッチ専門店Dr.stretchの海外出店
そして、マシンピラティス専門店「WECLE」や奄美大島のウェルネスリゾート「THE SCENE」、国内最大の総合テニス専門サイト「tennis365.net」など、多角経営を行うnobitelだからこそ実現できる事業間でのシナジー効果を生み出し、健康習慣や運動習慣の定着を目指す。さらに同社は、顧客満足度をあげるためにDXの対応は急務だと捉え、最適なUX/UIの提供を図っている。
nobitelは、ウェルネス市場への進出に向け「多店舗型のコンシューマービジネスへの投資実績が豊富(プリモジャパン、ウェンディーズジャパン/ファーストキッチン、珈琲館、シャノアール、カフェドクリエなど)なロングリーチグループと提携することで、上記の中長期的な経営計画を実現するために必要な経営ノウハウ、経営人材、投資資金を獲得し、事業成長スピードを加速させていきます」と報告している。
今後の展望
今後の展望についてnobitelは、「ヘルスケア業界のリーディングカンパニーとして長年培ってきた独自技術と創造力、人材育成力や組織構築力などの特長を背景に、これからも全社員がお客様視点でビジネスに取り組んでいきます」と述べ、nobitel独自の「ウェルネス経済圏」を確立させていく。
ロングリーチグループ パートナー 津田敬太郎氏コメント
nobitelの事業の中でも特にDr.stretchは、市場でも圧倒的なプレゼンスを有しており、また人々の健康志向の高まり、長寿化や健康寿命といった社会的な課題に対応する非常に有望なサービスであり、このサービスをコアとするフィットネス・ウェルネス総合プラットフォームとしての大きな成長性を有していると考えております。弊社の知見を基に、nobitelの皆様と二人三脚で国内外での成長をサポートしていきたいと考えております。
株式会社nobitel 代表取締役社長 黒川将大氏コメント
この度、LFP Holdings, L.P.様を株主として迎え入れて資本業務提携を締結いたしました。これにより当社の事業成長スピードが加速されることとなります。強固な財務基盤を構築して「グローバル戦略」や「IT戦略」などロングリーチグループ様の知見を活かしてDr.stretchを筆頭にした事業成長への投資を行います。また今後、株主様である伊藤忠商事株式会社様との商品共同開発、クレッセント様との中国展開など、より確固として連携を進めてまいります。これまで描いてきた未来像が、今回の締結によって近い将来に現実化していくことを心から楽しみにしています。