医療費が増加するなか、多くの企業がその管理に苦慮している。ジム、スタジオ、パーソナル・トレーナー、ウェルネス・アプリのネットワークを1つの福利厚生に統合した人気の企業向けウェルネス・プラットフォームを提供するGympass（本社：ニューヨーク）は、従業員の活発な活動を奨励することが、いかに医療費に影響を与えるかを浮き彫りにする大規模な調査結果を発表した。

同社が初めて実施したこの研究結果によると、12ヶ月間にわたって月に5回以上身体を動かした従業員については、企業の医療費が35％減少したという。

本研究は、2つのテストグループが比較された。

1つは2,000人以上の従業員を持つ企業で、月に4回までしか運動をしないGympassユーザーと、月に5回以上運動を行ったユーザーである。もうひとつは、1,700人の非加入者からなる対照グループである。両グループの性別、年齢、医療費はほとんど同じであった。

研究者らは、最初の前Gympassを使う前の6ヶ月間の平均医療費と、使用後12ヶ月後の6ヶ月間の平均医療費を比較した。新生児、腫瘍、在宅医療、移植、透析患者は、身体活動の影響を受けないため、対象外とした。

「プラグ＆プレイ」モデル

「人事リーダーは、従業員の健康とウェルビーイングがビジネスの健全性に直結することを理解しています」とGympassのCEO兼共同設立者であるセザール・カルバーロ氏は言う。

「このため、企業は主に事後的なヘルスケアや伝統的な医療給付から、より総合的で予防的な福利厚生へと移行しつつあります。Gympassの調査によると、身体を動かす従業員の医療費は35%以上削減されています。これは、雇用主と従業員にとってWin-Winの関係であり、より幸せで健康的な労働力を生み出すと同時に、経費を削減することができます」

Gympassを利用することで、雇用主は簡単に導入できる "プラグ＆プレイ※"のウェルネス・ソリューションを得ることができ、ライブ、デジタル、オンデマンドの様々なウェルビーイング・ソリューションを提供し、ハイブリッドなワークフ