hacomonoの見どころはここ!
ウェルネス/運動施設向けオールインワン・マネジメントシステム「hacomono 」は、顧客の声をもとに年間220以上のアップデートを実施することで幅広い業務・業種へ対応を拡大し、現在6,000店舗以上に導入されている。今年もスクール運営や広告出稿に関する新しい機能をリリースしており、今後もさらなる導入拡大が見込まれる。

  • お話を訊いた方
    蓮田健一さん Kenichi Hasuda
     
    株式会社hacomono
    代表取締役

     

入会から予約・決済・入退館など、ウェルネス/運動施設の運営に必要となる豊富な機能を有する「hacomono」。2019年3月にサービスをリリースしてから、現場の課題解決やより良い運営に向けて常に機能を無料でアップデートし続けており、それにより導入店舗数も拡大。フィットネスクラブやパーソナルジム、インドアゴルフ施設への導入が中心であったところから、各種スクールや公共施設などへも対応範囲を拡大している。

スクール管理機能を強化

クラスの定員管理や、入会者をベースに「毎週○曜日○時から」という繰り返しの予定を簡単に作成できるほか、振替・キャンセル手続きが生徒のマイページから可能となる機能をリリース。なお、クラスについては特定の日だけ時間を変更することもできたり、初月会費の回数割が可能など、柔軟な設定を実現している。すでにサッカースクール・ダンススクール・ゴルフスクールなどで多く導入されており、今後、進級管理機能などを強化することで、スイミングスクールなどへの展開も図っていく。

広告の新ソリューションを発売

株式会社ジオロジックが提供する位置情報広告配信システム「GeoLogic Ad(ジオロジック・アド)」と連携し、スマートフォンに折り込みチラシを配布するような感覚で「hacomono」の管理画面から簡単にデジタル広告が出稿できる「ワンクリックオリコミ」機能をリリースした。

この機能はデジタル広告作成にあたり「hacomono」上に登録された店舗名や住所、画像などを自動で連携するため、店舗側はクリエイティブ制作の時間を大幅に削減できる。AIが複数の見出しや画像を組みわせたり、実績に応じて配信範囲の調整を行ってくれるため、デジタル広告に詳しいスタッフがいなくても配信が可能となる点もメリットだ。店舗側の広告制作に関する負担を減らしながら、チラシなどアナログな媒体だけでは完全にカバーできない店舗周辺の消費者にも効率的なアプローチを可能にする。

価格は月額1万円からと低額で始めることができるうえ、低予算で多くの広告パターンが表示されるため、その結果から効果的な訴求内容を分析することで、アナログ・デジタル問わずマーケティング全体の効率化に活用することができる。

公共施設の定期教室、鍵管理

公共施設の定期教室運営や鍵の管理についても新しい運用フローを提案している。市民が公共施設のサービスにより参加しやすい環境を整えるため、定期教室の空き状況の確認や申込手続きが24時間Webから可能となる運用を構築する。さらに、“鍵の受け渡し”についても、連携するIoTハードウェアプロダクト「ロックワイヤレス」「ロックキーボックス(スマート南京錠型・スマートキーボックス型)」の3種類をあわせて提案することで、無人での屋内・屋外施設の鍵管理を実現する。

株式会社hacomonoは、この機能が全国に増えつつある遊休施設の活性化にもつながると期待を寄せている。

なお、SPORTEC2024の同社のブースでは、この鍵を中心に、ワイヤレスドアや水素水サーバーなど「hacomono」が連携する数々のIoT機器を展示する。お客さまの画面や、店舗側の管理画面にも実際に触れられるほか、「hacomono」を導入した企業の事例も紹介するため、ぜひ立ち寄ってみるといいだろう。

今後について、同社代表である蓮田健一さんは次のように語る。

「hacomonoは社員数が220名を超えて、この1年間、業界のあらゆる業務をデジタル化するために様々な機能強化を続けてきました。

それは結果として、スタッフがお客さまに価値を提供できるようになり、人の個性を光らせるためでもあります。これからもテクノロジーの力で業界に貢献していけるよう機能強化と改善を継続していきます」

今後も業界の活性化および人々の運動意欲の促進、さらに運動できる場づくりをテクノロジー面からサポートしていく。