世界100カ国以上で販売を行うマシンメーカーの日本法人「ジョンソンヘルステックジャパン株式会社」。
福岡県福岡市千早に新たにオープンした「アメリカンジム千早店」は、ジョンソンヘルステックジャパンのMATRIXを導入し、これまでにない本格的なトレーニング環境と手厚いサポート体制で、他のジムと一線を画し、注目を集めている。
今回、店舗マネージャーを務める秀島将太郎さんにコンセプトや導入経緯について話を訊いた。
──まず、アメリカンジムのコンセプトについて教えてください。
アメリカンジムのコンセプトは、文字通りアメリカにあるようなジムですね。創業は1984年で、40年以上の歴史があります。現在、福岡を中心に5店舗展開していて、今回の千早店が6店舗目になります。
──「アメリカにあるようなジム」というのを具体的に説明すると?
マシンの充実度もそうですが、内装についても非常にこだわりました。現在のアメリカンジムはオールドスクールのイメージが強く、初心者の敷居が高くなっていると感じていました。そこで、人工芝を敷いたりオシャレな照明を設置したりして、モダンな雰囲気を演出しました。
ジムに入った瞬間、「ここでトレーニングをしたい!」といかに思わせるかを考えました。

──なるほど。たしかに入った瞬間から「カッコいい!」という印象を持ちました。マシンの選定にも強いこだわりが見えますね。
あくまでも自分が好きなマシンだけを置くのではなく、使ってくれる会員さんのことを考えています。
私は前職で商業施設のマーケティングをしておりました。なので、マーケティング戦略を考えるのが得意で、SWOT分析なども行い、強みや弱みをクリアして出店していこうと。この千早という商圏で、ターゲットとする会員さんが喜んで使ってくれるマシンを選び抜きました。
ただ、マシンはすべて実際に自分で使用し、納得したものを導入しています。使用感を確認するためだけに何度も県外に出かけましたね。どこにもないジムを目指しているので、そこは全部こだわって選んだと自信をもって言えます。
──素晴らしいですね。今回、弊社のMATRIXを導入していただいた経緯を教えてください。
アメリカンジム本部から、いくつかサプライヤーさんの紹介があった中に、MATRIXがありました。その中で一番親身になってくれたのがMATRIXの営業の方でした。
私も自分がトレーニングをするとはいえ、そんなにマシンに詳しいわけではなかったので、まず勉強から始めましたが、これからもお付き合いしていくことを考えると、自分の考えに寄り添ってくれるMATRIXが良いなと思ったのが理由です。
特に私は、最初から1社でジムのマシンを全部揃えるつもりはありませんでした。それも最初にお伝えしていて、MATRIXの営業さんは、その時その時で最適なものをちゃんとセレクトしていくという方針に賛同していただけました。
一緒にジムにも行ってマシンの使用感も確かめました(笑)

──最近、フィットネス業界全体でストレングストレーニングがトレンドになっていますが、どう見ていますか?
そうですね。この勢いはしばらく続くと思います。まず言えるのは、圧倒的に需要が伸びているということです。これまでに比べて、私のような競技者、つまりパワーリフティングやボディビル、フィジークなど、それに特化した人たちが増えています。アメリカンジムでも、プレートロードやフリーウェイトは充実させています。
──海外では女性や高齢者のフリーウェイトエリアの使用率が高まり、利用層が広がっている傾向にもあるようですね。
日本はまだそこまでいっていないかもしれませんが、私たちも女性や高齢者層の取り込みは意識しています。事実、これだけマシンに特化したジムでも、会員の中での女性比率は3割ほどになります。女性専用の更衣室も作りましたし、女性が好むような下半身系のマシン比率も高めています。高齢の方や女性でも使いやすいよう、バーも10kgから用意しました。

──デザインやマシンの充実度以外の、アメリカンジムの強みは何でしょうか?
アメリカンジムの一番の特徴は、教えてくれるトレーナーがいることです。トレーナーが全くいなかったら、初心者の人は困ってしまいますよね。スタッフがご案内してトレーニングメニューを組んで教えてあげる。このサイクルができているのが、実は最大の強みです。
入会時に初心者の方も1ヶ月も通っていただければ、もう「こちら側の人間」になりますよ!実際に、高齢女性の会員の方が「ワクワクする」って言ってくれて、すごく嬉しかったです。自分のコンセプトが幅広い方にも響いているなと実感できました。
このサポート体制は、全て月会費に含まれていて、回数制限もなく無制限です。もちろん、上級者の方にも対応します。ラストワンレップのスポットをしたり、ポージングを見たり、大会の栄養や減量についても全部対応します。補助もやりますし、フォーム修正の動画を撮ってあげたり、プレートを一緒に付けてあげたりもします。


──最後に、今後の展望について教えてください。
まずは千早店でしっかりとアメリカンジムのコンセプトを実現し、成功させていくことが第一だと思っています。このスタイルで、このエリアのチャンピオンになりたいですね。
もちろん次の店舗展開も常に考えています。狙っているエリアもありますので、乞うご期待です!
──またその際は、是非MATRIXが伴走させていただければと思います。ありがとうございました。

