「一流のフィットネスビジネスマンになりたい」。そう語るのは、株式会社ハイパーフィットネス、ココカラ港南台店マネージャーを務める高柳聡史さん。インタビューを通して彼が人のために働くことがやりがいということを強く感じた。どんな想い、考えをもって、働いているのか迫っていく。組織で働く人や組織をまとめる人にはとても参考になろう。
目指すは一流のフィットネスビジネスマン
高柳さんは現在マネージャーとして、インストラクターとしてレッスンなどの現場業務、あすウェルオンライン(オンラインフィットネス)の新規立ち上げや他店舗の若手マネージャー代理の育成フォローなどの店舗運営業務、店舗に関わるすべての業務を行っている。
キャリアのスタートは、サッカーをしていたことで身体づくりに興味をもち、周りにトレーナーがいた影響で、トレーナーを目指しフィットネスクラブでアルバイトを始めたことがきっかけだ。そのフィットネスクラブでの仕事は楽しく、店舗をまとめている社員に憧れを抱き、「自分もフィットネスクラブの社員となり、店舗マネージャーとしてクラブをまとめていける一流のフィットネスビジネスマンになりたい」という目標ができた。様々な情報があるなかで、本誌編集長である古屋に聞けば、フィットネス業界を客観的に見て助言していただけると考え、電話したという。
「当時、学生の私に心置きなく答えてくださり、助けていただきました」。教えていただいた情報をもとに、数ある会社の中で、若くして様々な経験と挑戦ができる環境があり、自分を成長させるにはここしかないと、ハイパーフィットネスに2008年入社。
トレーナー業務や施設管理、集客などの運営業務、あすウェル青葉台店新規立ち上げのサポート業務を経て、入社から6年経った2014年にマネージャーチャレンジ制度(日々の業務から姿勢、数値目標達成など選抜された人のみが挑戦できる)に挑戦し、マネージャー代理業務を経て、2018年フィットネス&スパココカラ港南台店のマネージャーとして正式に業務を開始。
仕事をする上で大切にしている考え方は、何事にも全力で真摯に取り組むこと。
一般スタッフの時は、自分のことで精いっぱいで周りが見えていなかったが、「さぼってしまうと部下やお客さまにも伝わり、影響を及ぼしてしまうので、大切にしている」とマネージャーになってから特に