開業1年、ONE PIECE FITNESS BragMen

株式会社集英社、東映アニメーション株式会社、株式会社ADKエモーションズを組合員とするTeam BragMen有限責任事業組合(東京都千代田区)が経営し、株式会社フィットリズムが運営するフィットネスジム「ONE PIECE FITNESS BragMen」(ワンピース フィットネス ブラグメン/以下、同施設)が、渋谷の商業ビル「渋谷モディ」に2023年1月13日開業してから1年が経過した。

大人気マンガ『ONE PIECE』の世界を感じながらトレーニングが楽しめるという、これまでになかった施設づくりを行った。その結果は潜在していた需要を確実に掘り起こしている。開業前の準備時期から、これまで1年間、運営を指揮してきた株式会社フィットリズム 運営推進部長 安部 豪氏に実像を訊いた。

  • 株式会社フィットリズム
    運営推進部長
    安部 豪氏
     

『ONE PIECE』が主体になり作られた公式ジム

安部氏の開口一番は、「この施設は『ONE PIECE』の世界観に基づく公式ジムです。よくアニメとコラボしたジムなのかと聞かれるが、全く異なり、『ONE PIECE』が主体となってつくられた施設です」

1年前に同地への出店を判断したのは経営主体のTeam BragMen有限責任事業組合であるが、『ONE PIECE』の物語が、海賊王になるための冒険に主人公らが試練を乗り越え、仲間たちと鍛錬していく心と身体の形成そのものが、現代のジムになったと推測できる。

渋谷には『ONE PIECE』公式グッズショップ「麦わらストア」の本店も立地しており、もともとファンの聖地にもなっていた。

「渋谷モディの商業施設内にあるので、ポップアップショップのように言われるが、決してそうではない。私たち運営者も『ONE PIECE』の世界観に従いながら、フィットネスに当て込んで運営を構築してきている」(安部氏)。

パーソナルジムやホテル内ジム、メディカルフィットネスを運営してきた株式会社フィットリズムにとっても、まさに冒険の船出であったが、「ここで働く25人すべて『ONE PIECE』ファンであることを重視し採用した。スタッフ全員で、物語のシーンを考慮しながら運営面を整え、オリジナル性の高いトレーニングの場づくりをした」と安部氏は言う。