GFMによる成功事例 スウェーデンSTC

スウェーデンにある設立して20年以上のフィットネスクラブSTCは、37店舗においてグループフィットネスを中心としてサービスを提供している。現在の来館者数に占めるグループフィットネスの参加率は40%、クラス占有率は平均で70%ほどだ。グループフィットネスはSTCのビジネスの主軸だったが、スランプに陥ったことがあった。そこで、10の旗艦店にてフロントスタッフからマネージャーまですべてのスタッフに対してGFMを実施した。その結果、いくつかのクラブでは数ヶ月でクラスの参加率が40%以上増加するという結果を出すことができた。

同社は「なによりも重要だったのは、関係者全員がグループフィットネスの重要性を理解し、全員が同じ船に乗っていることを理解することでした。それはインストラクターやスタジオマネージャーだけでなく、すべてのスタッフが同じ方向をみて、最高の教育を受けることで達成することができました」と話している。

GFMを受けることで従業員の間に一体感が生まれ、これをやれば成功するという空気になったのだ。様々な施策も行ってきたが、それ以上に重要なのは従業員のモチベーションを上げることである。

 

グループフィットネスの有用性を伝えクラブビジネスをサポート

今後の課題は、まずフィットネスクラブ運営者のグループフィットネスに対する関心を高めること。様々なデータの分析により、グループフィットネスがクラブビジネスに大きなメリットをもたらすことがわかっている。もうひとつの課題は、GFMには欧米の例が多いということ。日本より発展している市場の成功事例を知ることはメリットでもあるが、よりわかりやすく、身近に感じてもらうためには、日本の事例も増やす必要がある。

「今後GFMを展開していくうえで、より多くの皆さまの声を聞き、積極的にサポートしていきながら、日本の事例を増やしていきたいと考えています」

同社のビジョンについて、大工氏は次のように語る。

「クラブパートナーの皆さまにGFMを提供し、よりよいクラブ運営とお客さま満足度向上を追求していただくことで、日本においてフィットネスがより日常化し、文化に根付くようにしていくことです。大きなビジョンではありますが、当社のミッションでもある“ForaFitterPlanet”をつくりあげるために、やるべきことだと信じています」