暗闇フィットネス®「FEELCYCLE(フィールサイクル)」を運営する株式会社FEEL CONNECTION(本社:東京都中央区/代表取締役社長:橋本英治氏)は、2016年以降、豊洲PITや幕張メッセ等を会場に、音楽フェスと暗闇フィットネス®を融合させた「FEELCYCLE LIVELUSTER」、これまで計6回開催し、約40,000人を動員してきた。
7回目となる「FEELCYCLE LIVE LUSTER 2025 (以下LUSTER)」は、株式会社ワーナーミュージック・ジャパン (本社:東京都港区/代表取締役社長兼CEO:岡田武士氏) とともに、2025年5月30日(金)~6月1日(日)、横浜アリーナで共同開催し、3日間・全8公演で約1万人を動員した。
会員はコロナ以前に回復へ
FEELCYCLEは、現在、全国各地に35店舗を運営し、暗闇フィットネスのパイオニアの地位を確立しているといえる。2025年に入り、20代、30代を中心に広い年代層の入会が進み、コロナ前を超える会員数になっているという。会員属性では男:女=3:7、最も多いボリューム層は30 ~ 34歳、次いで25 ~ 29歳、35 ~ 39歳と続く。FEELCYCLEは、単なる運動の場ではく、エクササイズの楽しみで得る感情の高揚感を重視したフィットネスであなることが特徴で、「音楽とフィットネスを融合させた、新しいエンターテインメント型フィットネス」として定義し、定着している。
このFEELCYCLEが重点をおいて年1回開催しているのが大規模イベント「FEELCYCLE LIVE LUSTER」である。
FEELCYCLEのコンセプトを具現化し、音楽とひとつになるライブ体験や没入感を提供し、運動だけでない楽しみを提供していくものだ。
7回目のLUSTER 2025は横浜アリーナの大空間に、バイク1,000台を設置。大迫力のサウンドと幻想的なライティング、厳選された音楽は、フィットネスの枠を超えたエンターテイメント空間になっていた。音楽はオランダ出身の人気DJデュオ「Lucas & Steve」が特別出演、FEELCYCLEのトップインストラクターが共演し展開さてるステージは、フィットネスに音楽フェスが融合するバイクフェスとなっていた。
仲間と交流を楽しむ観覧エリアも設置し、多様な楽しみを提供
過去の開催ごとに、様々な取り組みが加わってきている。昨年2024年にはLUSTER初となる仲間とお酒を飲みながら楽しめる「STANDINGAREA」、ドリンクやスナックを提供するフードエリアを設置したところ大好評だった。バイクは漕がずに音楽や仲間との交流を楽しむエリアの盛り上がりをみて、今年もSTANDING AREAを設置。さらに、座って飲食をしながら観覧できる「BOX席」を今年から初導入し、販売した。また会場外にはキャンプ場を模した休憩スペースを設置。またLUSTER2025のオリジナル商品を販売する特設ショップでは、LUSTERでしか購入できないウェアやタオルなど特別商品購入に長い列ができていた。
会場内ではLUSTERならではの一体感あふれるエンターテインメントに大きな歓声が響いていた。

同社ブランド戦略部部長の溝口氏は、「集まってくるのは全国のコアなファン層。2022年12月に開催したLUSTER来場者の1年後FEELCYCLE継続率を調査した結果、95%と高かった。会員のエンゲージメント強化にLUSTERが果たす役割は大きい。さらには、スタッフの意識を高めるためにも重要な行事と捉えている」と言う。ステージでパフォーマンスを見せるインストラクターのようになりたいという目標や、全国の会員との交流で、スタッフもFEELCYCLEの運営に向けるモチベーションが高まる機会という。
すでに、次回の開催に向けて準備を進めている最中だ。また会員増の状況から店舗拡大の時期にあると捉え、新規出店にも力を注
いでいく考えである。