ビューティ業界の最新と熱気を体感できる総合見本市「ビューティーワールドジャパン名古屋」が、3月23日(月)から25日(水)の3日間、ポートメッセなごや第1展示館で開催される。昨年開催の東京・大阪では「Fitness+Beauty」ゾーンが新設されるなど、新たな進化が見られた。主催するメッセフランクフルトジャパン株式会社に、本誌副編集長・岩井智子が近年のビューティ業界のトレンドの移り変わり、来たる名古屋の見どころを取材した。

メッセフランクフルト ジャパン株式会社 ビューティーワールド 福岡/名古屋 統括マネジャー 井上京子氏(中) シニアコーディネーター 杉山未佳氏(左)

 

 

 

 

 

―現状のビューティやウェルネスの市場をどのようにお考えですか?

杉山:ここ数年のビューティーワールドジャパンでは、従来のスキンケアや美容機器といった商材に加え、フィットネスや美容医療、フェムケアなど出展商材の幅が拡がり、美と健康の融合が進んでいる印象です。

外見の美しさはもちろん、付加価値として心を整え、ライフスタイルの質向上を謳うブランドが増えてきているのも、価値観が「心と身体のウェルネス=美しさのベース」へとシフトしているからだと思います。

来場者のアンケートからも、健康やウェルネス、フェムケア関連への商材ニーズの高まりがわかります。

井上:コロナ禍以降、免疫力を上げるサプリメントや酵素ドリンク、プロテインといった、インナービューティに関連する企業の出展が増えています。

―欧米ではセルフで施術が行える機器の開発が進んでいましたが、日本でもそのような動きはありましたか?

井上:エステに通いながら、自身でもケアができるリフトアップ用のセルフ美顔器が、日本でも話題になりました。美容への意識が日々変化していることは、フィットネス事業者にとって有益な情報の1つだと思います。

―フィットネスクラブにおける美容やウェルネスサービスの付帯は、新規顧客獲得や会員定着率向上に期待ができます。高齢化が急速に進む日本において、何が大切だと考えていますか?

杉山:ユーザーが自身の美容や健康の悩み解決につながる方法に出会う機会が大事だと思っています。

見本市では、加齢による見た目の変化や身体の不調といった悩みに対する商材やサービスも多いです。例えばアンチエイジングを訴求するサプリなどのインナーケア、温活、フェムケアは美しさの土台となる健康や身体のウェルネスをサポートするものです。

業界内の移り変わりが激しいので、新製品に出会い、試し、納得感を持ち、長く使っていただくことも重要です。

―世界のウェルネス業界では、健康長寿を意味する「ロンジェビティ」がキーワードになっています。日本の商材や生活習慣が注目され、最先端と言われる中、フィットネス事業者も訪れるべき見本市だと感じています。名古屋開催の特徴を教えてください。

井上:名古屋はコンパクトな設計になっていて、場内の行き来がしやすく、目当ての商材特性を深く理解できます。出展者数は約200社、来場者数は1万4,000名を見込んでおり、身体の内側からキレイを目指す「からだ+キレイ」をはじめ8つの製品ゾーンで構成されます。

例年は7月開催ですが、今年は3月開催となったことにより、温活系の出展が増える見込みです。5月の東京開催前に新製品をお披露目する企業もあり、情報の先取りができます。

さらに、ビジネスに役立つセミナーや技術が学べる有料ゼミも開催します。初めての企画になりますが、来場者同士、来場者とセミナー講師との交流会実施も予定しています。

自身の健康への意識、企業の健康経営への関心の高まりから、リカバリー系の商材や有機栽培厳選の酵素を用いたドリンク、高機能性の下着やAIによる肌診断など、健康に関連する出展傾向が増えていることも特徴といえます。

―名古屋開催に向けて、読者へメッセージをお願いします。

杉山:昨年の東京や大阪の開催から、お蔭さまでフィットネス事業者やトレーナーの方の来場が増えています。

ビューティーワールドジャパンでは、売り上げアップやサービス強化といった事業活性化へのヒントが見つかり、今の運営にプラスしやすい美容やヘルスケア関連の商材が多数集まっています。最旬トレンドや刺激を得るために、是非とも足を運んでください。

※本見本市は、商談や買付けを目的とした方の見本市のため、一般の方、16歳未満の方、お子様を連れてのご来場をお断りをしております。