株式会社ティップネス(以下、同社)は、2026年10月22日に創立40周年を迎える。
同社では40周年を機に、フィットネスクラブで培ってきた健康づくりの知見と人財を活かし、地域や企業、生活の多様なシーンにサービスの提供範囲を広げ、「トータルウェルネスパートナー」として包括的に寄り添う役割への進化を打ち出している。
その一環として同社が手がけた新業態が、2025年4月に埼玉県草加市に1号店がオープンした「MiiBA(ミィーバ)」で、2号店が月島に開業した。
新感覚の“サードプレイスジム”で客層を拡大
「MiiBA(ミィーバ)」は、“自分らしく心地よく過ごせるサードプレイスジム”をテーマに、居心地のよい空間と本格ジム、癒しのコンテンツを融合させた新しいコンセプトのジムで、「過ごす・整える・鍛える」を24時間いつでも行うことができるブランドだ。ゆったり過ごせるカフェラウンジ、効率的なトレーニングが可能なAI機能搭載のマシン、心身を整える最新機器を備えるとともに、五感を満たす空間演出を施し、日常に寄り添い生活の質の向上に貢献する施設づくりを行っている。
MiiBAの開発にあたっては、30代前後の客層、特に女性やジム初心者の利用拡大と継続利用の促進という課題の解決が掲げられ、プロジェクトメンバーにも30代の社員が中心に選出された。仕事に忙しい世代が1人で過ごしやすい「居場所」にすることで、近年の健康意識の向上や在宅勤務の増加への対応を図った。その狙い通り、草加店は、これまでフィットネスと距離のあった30~40代の利用者が多くなっているという。
「成功のポイントで最も大きいのは、居心地のよさを重視した点だと考えている。ゆったりとしたカフェエリアを中心に、エントランスの開放感や内装のカラーリング、マシンの配置の仕方など、快適性と機能性のバランスを図ったことにより、フィットネスに馴染みの薄い方にも抵抗なく利用していただける施設になった」(山場氏)
オープンから1年余、会員数は順調に推移し、計画当初に目指した水準に達しているという。また従来のフィットネスクラブと異なり、トレーニングをせずカフェを利用するためだけに来店する会員も多く、MiiBAならではの「居心地のよさ」を象徴する利用状況となっている。中には、カフェで仕事をしてからトレーニングを行い、それが終わったら