IHRSA2021コンベンション。初の100%オンライン開催となったことを機に、
例年好評のフィットネスクラブ視察もオンライン化。

コロナ禍による環境変化に力強く対応している、世界の注目クラブをバーチャルで視察。
アメリカ、ヨーロッパ、ロシア、アジアの10施設を訪問した。
フィットネスビジネス編集部では、このIHRSA2021バーチャルクラブ視察ツアーの様子を、
「コロナ禍で進化する世界のフィットネスクラブ10選」として紹介していく。

第8回は、PURE FITNESS。

※記事の最後には動画もございます。ぜひご視聴ください。

都会のど真ん中にある、大人の遊び場のようなフィットネスジム

ロサンゼルス・アスレチック・クラブは、1880年に設立された141年の歴史を持つ老舗クラブ。このクラブハウスは1912年に建設されたもので、2,800坪を超える施設には、約2,500坪のフィットネスクラブ、72のホテルルーム、3つのレストランとバーがある。

コロナ禍をきっかけに、駐車場の屋上の広さを利用して、アウトドアジム&イベントスペース「ヘラクレス・ビーチ」を開設。以来、人気エリアに。

コロナ禍では、500人が休会または退会となり、現在の会員数は3900人となっている。

DATA

香港に12店舗、上海に4店舗を展開
延床面積 約700坪
グループフィットネス 週70本

「香港の中心地、蘭桂坊(ランカイフォン)のカリフォルニアタワーにあるピュアフィットネスへようこそ。私の名前はブラッド・ワラクラです。グループフィットネスディレクターです。クラブは、14階から16階に位置。都会のど真ん中で、景色を見ながら身体を伸ばし、体幹を鍛えることができるのです。トレーナーと一緒でも、携帯電話と一緒でも、一人でも、仲間と一緒でも、何をするにも十分なスペースがあります。」

大都市を中心に店舗展開している「ピュアフィットネス」。今回は香港の店舗が紹介された。
ピュアフィットネスの特徴は、都心にありながらもその喧噪を感じさせない空間の創り方と、多様なターゲットに対応可能な設備だろう。
ワークアウトのエリアもラウン