筋力トレーニングが急増するなかで、有酸素エクササイズフロアを再考

筋力トレーニングへの需要と注目が高まるなかで、フィットネスクラブの有酸素エクササイズフロアは最近少し寂しい状況が続いていると言えよう。

人々が長時間心臓を鼓動させ、汗をかくセッションのために有酸素マシンに押し寄せた時代は、過去のものとなってしまったのかもしれない。 しかし、カーディオ・トレーニングがフィットネスクラブから消えることはない。現在はスポットライトから外れているかもしれないが、カーディオ・トレーニングは長らくジムでの主要な要素であり、フィットネスにおいても重要な役割を果たし続けている。

実際、アメリカスポーツ医学大学のガイダンスでは、週に150分の中程度のカーディオ・トレーニングを勧めており、筋力トレーニング1回に対して有酸素性の運動を2回行うことを推奨している。

現在の有酸素エクササイズフロアはこれまでと少し変化してきている。一部では小さく、一部では配置やラインアップを変更し、他の部分は特定のマシンを小グループトレーニング（SGT）やサーキットトレーニングエリアに移動させているとはいえ、それらは絶対的に必要なものとして、フィットネスクラブに残っているのだ。

「会員さまは、まだ私たちの有酸素エクササイズフロアを、コロナ前と同じ情熱で使用しています。そして、有酸素系のクラスには非常に多くの参加者がおり、待ちのリストがあることも多いです」と、ジョージア州グリーンズボロにあるReynolds Lake Oconeeのレクリエーションディレクターであるタイラー・メイヤー氏は述べている。

有酸素エクササイズフロアの活動

筋力トレーニングの活発化により、有酸素マシンの利用は減少したかもしれないが、多くのクラブでは、トラフィックが以前と同じほど忙しいと言う。

「メンバーはグループフィットネスクラスに戻ってきており、有酸素エクササイズの利用もパンデミック前のレベルに戻っています」と、マサチューセッツ州ウォルサムのWaverley Oaks Athletic Clubのゼネラルマネージャーであるアダム・ヒーリー氏は説明する。「また、クラブ全体の利用数は、パンデミック前よりも30％高くなっています」（ヒーリー氏）。

ハワイのFitness Foreverの3つのクラブでは、有酸素マシンの利用がコ