健康産業とフィットネス産業の役割のひとつは、活動的で健康的なライフスタイルの重要性と利点を一般大衆に啓蒙することである。企業や団体はメッセージを発信している。
近年、活動的なライフスタイルを推進するためのパートナーシップはさらに広がり、健康的な生活が長く幸せな人生を送るための鍵であることを示す証拠が続々と発表されている。
ここでは、幸福に関する新しい研究、子供たちの心と体の健康をサポートする方法、更年期をターゲットにしたプログラム、そしてスナック革命について紹介する。
ケンブリッジ大学の研究で、幸福度を高めるウェルネスのヒントが浮き彫りに
人々はかつてないほど長生きしているにもかかわらず、うつ病を患う人が増えているとテレグラフ紙が伝えている。ケンブリッジ大学の最近の研究では、メンタルヘルスと健康を改善する5つのライフスタイルの変化が特定された。
医学と公衆衛生メッセージの進歩により、平均寿命は大幅に改善されたが、ケンブリッジ大学の神経科学教授バーバラ・サハキアン氏は、「健康的なライフスタイルを送ることで、うつ病のリスクが57％減少することがわかりました。行動を変えることは、私たち自身のためにできることなのです」と述べ、こうした全人的要因を考慮する必要があると考えている。
子どものメンタルヘルスを理解し支援する
「世界では、少なくとも2億人の子どもと10代の若者が精神的な健康障害と闘っています」と、チャイルド・マインド研究所の設立社長兼医療ディレクターであるハロルド・コプルウィッチ氏は、
