日本のビューティビジネスを創る、広める、進化させる
4月28日(月)から30日(水)の3日間、東京ビッグサイト東1-8ホールを舞台に開催される「ビューティーワールド ジャパン 東京」。化粧品、美容機器、ヘア、ネイルなど、美容に関するあらゆる商材や技術、サービス全般が出展される、国内でも有数の来場者数を誇るビューティ業界の総合見本市だ。その概要や今回新設されるフィットネスとウェルネスをテーマにした「Fitness+Beauty」ゾーンの見どころを、主催のメッセフランクフルト ジャパン株式会社(以下、同社)に訊いた。

メッセフランクフルト ジャパン株式会社
統括マネジャー 大井田美由紀氏(左)
コーディネーター 営業企画 杉山未佳氏(中)
コーディネーター 営業企画 吉原 楓氏(右)
800社以上の出展を誇る見本市
1998年の初開催から今回で27回目を迎えるビューティーワールド ジャパン 東京。エステティック業界向け見本市として、ビューティ系商材を中心に始まったが、時代の流れとともに、ヘアケア製品に特化したクリエイティブヘア、フェムケア・フェムテック商材に特化したフェムモアなど、美しさは外側からだけでなく内側からもという流れを加え、装いは変化していった。
同社統括マネジャーの大井田美由紀氏は「これまで様々な商材が出展されてきたことにより、エステサロン関係者以外にも多様な業界からの来場者が増えています。今年は800社以上の出展、うち海外からは去年の約2倍となる200社以上の出展があり、来場者数は約7万7000人を見込んでいます。新しい商材を含め最新の情報がお届けできる見本市を目指しています」と話す。

有益なビジネスチャンスの発見に
「近年、ビューティ業界のトレンドに移り変わりがあり、ニーズは多様化してきています。その変化に応えるべく、『Fitness+Beauty』ゾーンを新設することになりました」と同社コーディネーターである杉山未佳氏。その背景として、人生100年時代のなか、美しさのベースになる健康的なライフスタイルへの関心の高まりを挙げる。
自発的に身体を動かすワークアウトやフィットネスがもたらす効果について、同氏は続けて以下のように話す。
「身体が健康的になることで、外見の印象はポジティブになり、美しさにつながります。運動することでマインドフルネスやリラックス効果など、メンタルヘルスにも良い影響を与えます。また、業界のトレンドとして『トータルビューティ』が注目されています。まさに『Fitness+Beauty』は、そのトレンドを体現するゾーンといえます」
海外ではスパ施設とエステ施設が融合されるといったトレンドがあり、日本においても同様の動きが拡がることが予想される。同社は、そのトレンドをいち早く体現化し、ビューティ業界とフィットネス業界の双方にとって新たなビジネスチャンスを提供することを目指している。
同ゾーンでは、フィットネス系商材、CBD商材やリラクゼーショングッズといったマインドフルネス系、検査キットといったヘルスケア系、プロテインやサプリメントなどのリカバリー&パフォーマンス向上系など、多岐にわたる商材が展示される。
「今回新たにゾーニングされたことにより、興味を深掘りすることができ、また女性のしなやかな身体づくりをサポートする商材を数多く集めていますので、フィットネス事業者にとって有益なビジネスチャンスにつながる場になります」と杉山氏は語る。
必見!ワークショップ&セミナー
会期中に開催されるワークショップやセミナーも大きな魅力の1つだ。同社コーディネーターの吉原 楓氏は「ワークショップエリアでは、ヨガやピラティスといったワークショップに加え、フィットネスやヨガ、ピラティスの識者による経営系などのセミナーを、3日間で14本実施します」と話す。
エステティックやヘア&ネイルのステージでもセミナーは開催され、出展者プレゼンテーションを含めると、合計80本以上にも上る。「フィットネスを含めた美容業界全体のトレンドや学びが把握できる、絶好の機会です。セミナーの優先入場予約も受け付けます」と吉原氏。
美容と健康の“現在”と“未来”が体感できるビューティーワールド ジャパン 東京。新設の「Fitness+Beauty」ゾーンを含め、フィットネス関係者にとって、今後の事業活性化を見込めるトレンドが盛り沢山だ。会場に足を運び、イノベーションへとつながるヒントをつかんでほしい。
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