ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社は、スイミングスクール向けに提供する「スマートスイミングレッスン」を、スポーツスクール向けICTソリューションサービス「PULSEZ(パルセズ)」に統合し、顧客体験をアップデートする。
「PULSEZ」は、水泳・体操・ダンスなどの複数種目における学びを一元管理でき、グループレッスンでも生徒一人ひとりに最適化された指導を実現できることが特長で、複数種目の顧客体験をつなげ、スポーツスクールの顧客満足度やLTVの向上を実現可能だ。

同社は2021年より、スイミングスクール向けのスポーツICTソリューション「スマートスイミングレッスン」の提供を開始した。映像を通じて子どもが自ら課題に気づき練習に取り組む“アクティブラーニング”が実現できる点、“大人数で実施するグループレッスンと生徒一人ひとりに寄り添うサービスの両立”を支援してきた点などが評価され、2025年7月時点で全国260施設以上に導入されている。
2025年5月には、「スマートスイミングレッスン」で培ったノウハウを活かし、対象種目を体操とダンスにも拡張。複数種目の顧客体験をつなげ、スポーツスクールの体験価値向上につなげるICTソリューションサービスとして「PULSEZ」をリリースした。
そして今般、「スマートスイミングレッスン」を「PULSEZ」に統合し、生徒と保護者、スポーツスクールのつながりの創出に加えて、場所や時間を超えたつながりも提供していくという。
〇場所を超えたつながり
「PULSEZ」により、本サービスを導入しているスポーツクラブは、スクールや地域の垣根を越えたつながりを生むことを目指す。取り組みの第一段として、今秋にスクール合同のオンラインスイミングイベントを開催する予定だ。
〇時間を超えたつながり
習い事の中でも、特に水泳の人気が高いが、近年は複数のスポーツを習う子どもが増えている。
「PULSEZ」は、複数の種目における学習状況を一元管理できるため、初めての習い事として人気の高い水泳から他のスポーツに挑戦する場合にも学びや成長のログを残し続けることが可能だ。これにより、スポーツスクールのLTV向上を実現できる。

同社は「PULSEZ」を通じて、子どもたちがスポーツをより長く、より豊かに楽しめる環境を創造し、スポーツスクール業界の発展に貢献するとしている。
●「PULSEZ」関連リンク
・PULSEZについて
http://ict.sonynetwork.co.jp/pulsez/
・PULSEZ(スイミング)について
http://ict.sonynetwork.co.jp/pulsez/swimming/
<PULSEZとは>
「PULSEZ」は、全国のスクールで実績のある「スマートスイミングレッスン」のノウハウを活かし、複数のレッスン体験をつなぐスポーツレッスンサービス。
<PULSEZの特長>
伝わるレッスンで、やる気が育つ
レッスン会場のカメラで撮影された映像を、すぐにタブレットで確認できる。生徒自身が「できた!」を実感し、課題を発見することで、主体的に取り組むアクティブラーニングを実現。動画を活用した最新のレッスン環境により、生徒の意欲を引き出す学びを提供可能だ。
映像コンテンツで、レッスンの充実度がアップ
お手本動画や各生徒のレッスン動画など、指導を強力にサポートするコンテンツが活用可能に。コーチの指導方法が多様化し、指導の幅が広がる。映像コンテンツはコーチ間・スクール間で共有できるため、スクール全体の安全管理が強化され、レッスンの質が向上する。
デジタル管理で、生徒にあわせたサポートを
出欠や進級などの生徒情報をデジタルで管理することで、コーチの負荷が軽減される。指導に専念できる時間が増え、一人ひとりの生徒に寄り添ったコミュニケーションが可能に。グループレッスンでも、それぞれの生徒と向き合ったサービスを提供できる。
レッスンの「見える化」で、安心と信頼をつなぐ
生徒のレベルに合わせた「お手本動画」や生徒ごとのレッスン結果を記録・配信できる。複数種目を受講している生徒のスクールライフも1つのアプリで提供。成長の過程を共有することで、生徒と保護者、スクールのつながりが強化され、絆がさらに深まる。