レポート「The Next Fitness Consumer」では、精神的な健康、エクササイズの方法、アクティブな消費者のフィットネス・ルーティーン、フィットネスクラブが健康に果たす役割などを紹介している。
IHRSA財団とABC Fitness Solutionsは、Club Internationalに委託して、消費者の動機と行動に関する調査研究「The Next Fitness Consumer」を行った。
その結果、アフターコロナのエクササイズ愛好家は、運動の効果として、身体的健康と精神的な健康の両方を重視していることがわかった。
このような総合的なフィットネス体験を求める会員には、高度にパーソナライズされたサービスの提供が必要であり、もはやワンパターンなアプローチを提供するべきではない。
ビル・デイビス(ABC Fitness Solutions、CEO)は、「今回のレポートは、フィットネス業界の将来性について、タイムリーな洞察を与えてくれました。最も関連性の高い5つのモダリティのうち、4つはフィットネスクラブの特徴であり、複数のセグメントとデモグラフィックにわたって成長するために有利な立場にあります」と述べる。
フィットネスクラブの需要はすでに示されている。
アメリカでABC Fitness Solutionsを使用しているフィットネスクラブでは、2021年第2四半期、新規入会が26%増加した(’19年同四半期比)。
年間累計では、’19年の傾向を10%近く上回る勢いだ。
運動動機、心の豊かさは2番目
何のために運動しているのかアンケートを取ったところ、最も回答数が多かったのは「活動的になること(46%)」、2番目に多かったのは「精神的な健康(35%)」、3番目に多かったのは「体重減少(32%)」となっている。
つまり、運動のメリットは、外見の変化や体重の減少以外にある。
以前のIHRSAの報告書では、パンデミックの間、消費者はストレスや精神的な健康を管理するために運動をしていたと示されている。
最近、世界保健機関(WHO)は、パンデミックの影響で世界中のメンタルヘルスサービスが混乱していることを報告した。
独自の研究では、精神疾患を治療することはできないが、定期的な運動が精神的な健康を促進する上で重要な役割を果たすと示している。
そのために必要な指導やリソースを提供できるのは、フ