2015年、国連は2030年に向けて優先的に解決すべき社会的課題や、今後のあるべき姿を「SDGs(持続可能な開発目標)」として発表。
この実現に向けて、「社会課題解決のための手法としてのスポーツ」に関する取り組み(スポーツ開発)が世界的で進み、自治体、企業、スポーツ関連組織、そしてスポーツ経験者の果たす役割が注目されている。
そこで、神奈川大学は、SDGsとスポーツ開発の背景、その後の主要国の官民によるスポーツによるSDGsの取り組み事例、ソーシャルインパクト、そして、変革のためのシステム思考などのフレームワークも含めて紹介し、グループ別セッションを含む、SDGsを学べる機会を提供する場として、本セミナーを開催する。
本セミナーの内容・概要
- SDGsが採択される以前から始まっていたスポーツ開発などの事例も含みながら、それらが現在のSDGsへの貢献とどのように関連しているか
- スポーツが社会課題解決に貢献できるかどうか。その理念、設計そしてやり方によって貢献の度合いは違い、また、限界もあるということ
- スポーツが直接的にあるいは間接的に貢献できる可能性もあることは国連やOECDなど世界的に認められている
- スポーツ全般への期待、その定義、限界
- 世界的なパラダイムシフト:スポーツによる社会課題の取り組み
- スポーツや身体活動などの身近な活動による良き在り方(ウエルビーイング)とSDGsへの関り
受講していただきたい方
SDGsを含む地域社会貢献活動にスポーツを活かしたいと思っている以下の方々
- 部活や趣味でスポーツや身体活動をしている(していた)個人や運営者
- 企業スポーツやプロスポーツ活動をSDGsやウエルビーイングに結び付けたい方々
セミナー日程(全3回)
- 11月11日(木)19:00~21:00
SDGsとスポーツ開発の背景 - 11月18日(木)19:00~21:00
スポーツのソーシャルインパクトについて - 11月25日(木)19:00~21:00
スポーツを題材にしたフレームワークの事例紹介