水素は抗酸化・抗炎症・抗アレルギー 効果に加え、疲労回復・睡眠改善・血流改善・肥満抑制など多くの症例で効果を発揮することが基礎研究・前臨床試験・臨床試験で示されてきた。

近年では慶大医学部より「水素が自律神経 のバランスを整え、血圧を下げる効果を発揮」とするプレスリリースが発表されるなど、日々新しい治療機会に注目が集まっている。

水素水オプション

株式会社ドクターズ・マン(以下、 ドクターズ・マン)は、2009年から フィットネスクラブで水素水オプショ ンサービスを展開する水素水のパイオ ニア企業。2009年当時に導入された 初代水素水サーバーは進化を重ねながら現在1,000クラブ以上に導入されている。

現在主流になっている「水素水月額飲み放題(サブスク式)」も同社がいち早く開始したサービス。運動と水分補給という相性の良さもあり、クラブ運営を支える重要な会費外オプションとして常に注目されている。

体内動態エビデンス取得

ドクターズ・マンは、同社の特許技 術で生成された水素水を用いて慶應義塾大学医学部との共同研究を実施。水素水飲用後の体内動態を空腸静脈・門脈・下大静脈の血中水素濃度測定試験を行った。

その結果、空腸静脈においては飲用前の約138倍、肝臓へつなが る門脈においても飲用前の約50倍もの水素濃度上昇を確認した。さらに水 素水500mlを飲むと、飲用後120分間にわたり十分な量の水素が肝臓へ供給されていることも科学的に証明。本研究論文は’21年11月、医学誌『Heliyon』 電子版に掲載された。

同社の水素水には治療効果が報告されている先進医療レベルをはるかに超える肝臓内水素濃 度上昇能力があることを証明した重要なエビデンスとなった。

会員管理システムとの連動強化

ドクターズ・マンでは、水素水オプション運用・管理の利便性を高めるた め会員管理システムと水素水サーバー との連動を推進してきた。同社ではこれまでに「Hello」「SLIM」「hacomono」 とのシステム連動を実装し運用している。

水素水サーバーを会員管理システムに連動させることで、オプション入退会管理、売上管理の利便性向上に加 え、不正利用防止に大きな効果をあげている。また、オプション会員認証に ついても、IC認証、顔認証、バーコー ド認証、QRコード認証など様々な認証方式に対応できる機種を開発。消費者だけでなくクラブ側ニーズにも対応できる製品開発を心がけている。

炎症抑制・血栓抑制作用を発表

’22年1月、慶應義塾大学医学部は ドクターズ・マンとの新たな共同研究結果を発表。水素に「体内の炎症を抑える効果」「血管内の血栓を抑制する効果」があることを報告した。

本研究論文は医学誌『JACC:Basic to Translational Science』電子版に掲載され、慶大医学部からもプレスリリース発表が行われた。水素は医薬品でないため同社が薬効・薬理効果をうたう事はできないが、これからも水素の作用機序・薬理効果の解明を進めていくという。

同社の水素水サーバーは、フィットネスクラブのみならず大手アパレル企業・素材メーカー・金融機関などの従業員食堂にも導入されている。また、 大手ゼネコンが手掛ける工事現場でも活躍している。これらは、水素の自律神経バランスを整える作用や熱中症予防効果に期待しての導入という。

いまや水素水は健康経営の一端を担うアイ テムとして注目されている。数多く研究報告に加え導入先も多岐に渡る同社独自製法の水素水。皆さんもフィッ トネスクラブにおける日常的な水素水摂取を習慣化してはいかがだろうか。