神奈川大学は、11月12日(土)、11月19日(土)の2回に渡って、SDGs 経営支援社会人向けの講座『スポーツと SDGs~その背景と推進フレームワークを学ぶ~』を開催する。

開催概要

日時:
11月12日(土)、11月19日(土)  13:00~17:00

会場:
KUポートスクエア

定員:
40名

受講料:
社会人 7,500円 学生 6,800円

申込期限:
10月26日(最低開講受講生数:8名)

講座方式:
対面とオンラインを同時開催。終了後1週間は動画視聴可能。

社会貢献の大きなシフト

現在、社会貢献に関連する大きなシフトとして以下がある。

・消費者(大人も子供も)が社会貢献(SDGs)型企業を応援している
・次世代は社会貢献(SDGs)型企業で働きたいと思っている
・地域の金融機関や行政は社会貢献(SDGs)で連帯できるパートナーを求めている
(ここでいう「社会貢献型企業」とは、本業で社会貢献を本気に戦略として取組んでいる企業のこと)

SDGs活動の現状

多くのフィットネスクラブ運営企業は主に会員を通じて地域の健康に貢献しており、そのことが中核事業となっている。

しかしながら、それらをSDGsの視点で語る方が、多様な関係者から本業への理解、支援、連携が得やすい世の中の変化に気が付いていない現状があるように思われる。

一方、SDGsの本質を理解し、その視点で経営を再構築することで、経営理念が浸透し、ビジョンを達成する組織になり、働く社員は働きがいを感じ、主体的な思考と行動が身に付くようになった企業も出現している。

本セミナーで学ぶこと

本セミナーでは次のようなことがらについて一緒に考えていく。

・SDGsが採択される以前から始まっていた人間開発、スポーツ開発などの事例も含みながら、人々の主体性を重視したSDGsとどのように関連しているか
・スポーツが社会課題解決に貢献できるかどうか。その理念、設計そしてやり方によって貢献の度合いは違い、また、限界もあること
・スポーツが直接的にあるいは間接的にSDGsに貢献できる可能性について
・世界的なパラダイムシフト:スポーツによる社会課題の取り組み
・経営戦略としてSDGs経営を導入する方法
・SDGsウォッシュ(「見せかけだけのSDGsの取組み」と批判されること”)の予防について

受講してほしい方々

・SDGsを含む地域社会貢献活動にスポーツを活かしたいと思っている方々
・スポーツや身体活動を提供している運営組織
・企業スポーツやプロスポーツ活動をSDGsやウエルビーイングに結び付けたい方々
・スポーツとSDGsに関心はあるが、詳しいことまでは知らない企業や組織の方々
・自社で取組むにあたり、数多くの書籍や雑誌を読み、様々なセミナーに参加したものの、具体的な推進方法がはっきりしない方々

講師紹介

メイン講師

  • 小倉 乙春氏
    神大人間科学部特任教授、早大学スポーツ科学部講師、SDGs支援機構認定SDGsビジネスコンサルタント、2030SDGsカードゲーム公認ファシリテーター、東商健康づくり・スポーツ振興委員。2021年書籍「スポーツはSDGsに貢献できるのか(社会・経済編)」を上梓。(https://www.youtube.com/watch?v=clt2lkd-gik)

サブ講師

𠮷田 省三 氏
人材アセスメントプログラム認定アセッサー / SDGs de地方創生カードゲーム・未来構想公認ファシリテーター