さあ、フィットネスをしよう!

Fitness Business編集部として、"Go To フィットネス宣言" をしたいと思います。

今日から、国が新型コロナウイルス感染症の位置づけを5類に移行することになりました。そもそもマスクの着脱は任意だったはずなので、改めて言うまでもないことでしょうが、それぞれ個人の判断で決めることができます。

(一社)日本フィットネス産業協会(FIA)の調査研究プロジェクトとして、4月にコロナウイルス罹患の有無について、フィットネスクラブ利用者と運動習慣の有無を前提としない一般的な生活者の間で、どのくらいの違いがあるのか、アンケート調査を実施し、結果を発表しています。

一般生活者は、罹患者全体の中で重篤・重症者が16%でしたが、調査対象となったフィットネスクラブの会員での罹患された人は、重篤・重症者がゼロであり、軽傷・自覚症状無しが96%という結果でした。この調査だけで、フィットネスクラブでの運動習慣を有するグループは感染しても重症化傾向が低いとは言い切れないのかもしれませんが、この間に世界各所で、運動の効果が検証されてきています。

「運動習慣者は市中感染症リスクが31%低減され、感染症による死亡(主に肺炎)のリスクは37%減少する」(Chastinet al. Lancet2020)、「 運動している人は運動していない人に比べて、ワクチンの効果が50%高い」(グラスゴー・カレドニアン大学)など、こうした多くの先行研究の結果と併せて考えるに、運動を継続的に実施している生活者は、実施していない生活者と比べて、感染したとしても重症化率や死亡率は、低いものと判断できるのではないでしょうか。これは、継続的な運動等により、ストレスが減り、免疫力が維持されているためと推測できます。

運動によって身体的な能力が向上することはよく知られていますが、運動の効果はそれにとどまらず、メンタル面の安定や自己効力感の向上、仲間とのつながりなどから得られる幸福感など、数多くの恩恵があります。

コロナ下では「ステイホームを!」という誤解を招きかねないメッセージが、各所から出されましたが、本来は「ステイヘルシーで!」が正しいメッセージの在り方だったのではないでしょうか。

新型コロナウイルスの感染者数が、ピーク期の25万人から現在1万人を大きく切る水準にまで下がり、コロナ禍が収束しつつある今、ぜひ「ステイヘルシー!」なライフスタイルを送れるように、積極的にフィットネスクラブをご活用いただけたらと思います。

海外では、多くの国の生活者が、マスクを外し、コロナ前の生活に戻り、社会面、経済面でも再び正常に回り始めています。日本も一人ひとりに、どう行動するか判断が任されることになっています。ぜひ安全性が担保された、お近くのFIA加盟のフィットネスクラブで、多くの方々が運動習慣を身につけて、ヘルシーでアクティブ、そして豊かな人生をお送りいただけたらと思います。

さあ、フィットネスをしよう!

Fitness Business 編集長
古屋武範