スポーツ庁では、「働き盛り世代」のスポーツ実施を促進し、スポーツに対する社会的機運の醸成を図ることを目的として、従業員の健康増進のためにスポーツ活動の促進に積極的に取り組む企業を、「スポーツエールカンパニー」として認定している。この度、「スポーツエールカンパニー2024」として1,246 社を認定したことを1月23日に発表した。

参照: 2018 年認定 217 社、2019 年認定 347 社、2020 年認定 533 社、2021 年認定 623 社、2022 年認定 685 社、2023 年認定 915 社

スポーツ庁が実施した世論調査では、20歳以上の週1回以上のスポーツ実施率は52.3%(令和4年度)、20代~50代の「働き盛り世代」のスポーツ実施率は全体の平均よりも低くなっている(20代:49.2%、30代:44.7%、40代:45.09、50代:47.8%)。これらの世代では、仕事や家事・育児によりスポーツを実施する時間がないことを理由に挙げる人が多く、健康的なライフスタイルを定着させるためには、一日の大半を過ごす職場において、スポーツに親しむきっかけづくりを進めていくことが重要である。

今回の「スポーツエールカンパニー2024」については、1,261 社から申請があり、うち 1,246 社を認定した。また現在、認定手続きを継続している企業があり、今後、認定が可能となったものについては、追加認定を行うことを予定している。本制度により、従業員がスポーツに親しめる環境づくりを進める企業の社会的評価が向上することで「働き盛り世代」をはじめとして、国民全体のスポーツ実施率の向上につなげていきたいとしている。なお、「スポーツエールカンパニー2024」の概要は以下の通り

趣旨

従業員が行うスポーツ活動の支援や促進に向けた取組を実施している企業を「スポーツエールカンパニー」として認定し、その企業の取組を広く周知することで他企業への横展開を促し、ビジネスパーソンのスポーツ実施率の向上を目指すとともに、従業員の健康管理を考え戦略的に取り組んでいる企業の社会的評価の向上を図る。

なお、「スポーツエールカンパニー2024」の概要は以下の通り

趣旨

従業員が行うスポーツ活動の支援や促進に向けた取組を実施している企業を「スポーツエールカンパニー」として認定し、その企業の取組を広く周知することで他企業への横展開を促し、ビジネスパーソンのスポーツ実施率の向上を目指すとともに、従業員の健康管理を考え戦略的に取り組んでいる企業の社会的評価の向上を図る。

https://www.mext.go.jp/sports/content/20240123-spt_kensport02-000033543_01.pdf

(参照)

 +(プラス)認定、ブロンズ認定等について

①従業員の週1回以上のスポーツ実施率が70%以上の企業には、+(プラス)の呼称を付与。

②通算して5回以上認定を受ける企業には、認定回数等に応じて以下のとおり認定マークの色及び呼称を付与。
  (ア)認定回数5回~6回:Bronze(ブロンズ)
  (イ)認定回数7回~9回:Silver(シルバー)
  (ウ)認定回数10回以上:Gold(ゴールド)
  (エ)上記(ア)~(ウ)の企業のうち、上記①に該当する企業:+(プラス)

なお、認定期間は認定日2024年1月から2024年12月31日(火)となる。

スポーツ庁健康スポーツ課

電話:03-5253-4111(代表)

https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/houdou/jsa_00159.html