フィットネス業界に特化した、デジタルマーケティングカンパニー

フィットネスクラブの集客やPRにおいて、“インターネットを活用するデジタル施策”は、必要不可欠な時代だろう。デジタル戦略の立案・導線設計は、点ではなく線で見ることが明暗を分ける。“日本企業の新たな挑戦を支援する結果主義のデジタルマーケティングカンパニー”をミッションとする株式会社NJS(以下、同社)は、フィットネス業界に特化したweb集客のサポートをするサービスを展開。その概要や同社の強み、今後の展望を訊いた。

  • 株式会社NJS
    代表取締役 髙須賀 宏氏
     
  • 株式会社NJS
    デジタルマーケティング事業責任者 永井倫玖氏
     

新規入会を増やすうえで、大切なこと

集客のプロモーション手法は様々であるが、時代の流れに加えて、ニーズが多様化するなか、サービスの最適化が求められていることから、デジタルによる施策も重要視されてきている。

2012年の創業以来、webによる集客支援を最大の強みとする広告代理店として、あらゆる業種のクライアントに関わってきた同社。「パーソナルジムのオーナー様から、WEB広告で集客をしていきたい、という相談からフィットネス業界の仕事が始まり、そこで大きな成果を残すことができた。

その知見をもとに業界での案件が増え、現在では100社以上、店舗数では400以上の実績を残している」と語る同社代表取締役の髙須賀宏氏。

“新規入会者を増やしたい”という相談が多いなか、「お金にも時間にも余裕がある、30〜50代を集めたいという声が特に多い。あらゆる業態や低価格クラブが存在するなか、生き残るうえで対象をより細かく選定する傾向がみえている」と同社永井倫玖氏は話す。

経営課題や対象を踏まえ、同社はどんな施策がベストと考えているのだろうか?「ただ単に、自分たちの実績とできる事を提供しているだけのクラブが多いが、これだと競合と重なってしまう。そうなると、価格が安いクラブを選ばれてしまう。

そうではなく、ターゲットに対して他社と違う『明確なサービスの強み』を打ち出すことで差別化が図れる。これができていないクラブが多く、強みがあってもうまくLPなどで表現できてないクラブが多い。強みから表現までの導線設計まで整えるという役目は、当社が効果を出せている要因の1つです」と永井氏。

ターゲット全体像と施策

再現性の高いノウハウを活かす

髙須賀氏は「自社の強みは何よりも“結果主義”であること。契約期間や費用に縛りを設けていない、結果が出なければ、そこで終了いただいても構わない、というスタンスでやっている。クラブにとってはリスクが低く始めやすい環境であると思います。また、フィットネスに特化しWEB専門でやっている実績は、当社が一番多いはず。そこで培った再現性の高いノウハウに、お客さまの強みをプラスすることで、初動からピンポイントで効果が見込める提案ができるのも強み。

アナログもデジタルも、それぞれの良さがある、それを踏まえて最適なプロモーションを提案している」と話す。

集客の最大化へ突き進む

新規OPEN での集客成功事例

既存店を運営する企業から、現在webで集客を図っているが成果が出ない、広告アカウントやレポートを見て分析してほしい、そんな声も頻繁に届く。「既存店においても、オープン前後の集客が最も大切な新店舗においても、そのマーケティングを理解したうえでの施策がとても大切」と永井氏。

髙須賀氏は「“ホームページやランディングページの成績(作り込みによる最適化)×WEB広告の成績=集客の最大化”といえる。受け皿となるページ、そこへ誘う広告、どちらにも力を注ぐべきことが、WEBマーケティングにおいて大事。

ターゲットや目的に合わせて、顧客の囲い込みに最適なLINEをはじめとするSNSも有効活用していくことが大切。クラブのニーズや課題に対して、優先順位を付けた提案・結果が出る施策の実践を通して、規模や業態問わず、フィットネス業界に貢献していきたい」と話す。

来年早々、これまでのフィットネス事例をもとにした、リアルな話が聞けるセミナーを開催する予定だ。