人気のピラティスで、LTV の高いコンディショニング市場を開拓する
2006年から日本でピラティス指導者育成を行い、これまでに1万人ものピラティスインストラクターを輩出しているPHIピラティス。トップアスリートのパフォーマンス向上から一般生活者のコンディショニング効果に定評があり、資格更新率は81%と極めて高い。ピラティス流派の中でも運動療法から生まれたPHIピラティスは、パーソナルジムやフィットネスクラブに導入が進んでおり、LTV(顧客生涯価値)の高さと、導入コストの低さから、経営効率も高めるピラティスメソッドとして注目されている。
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PHI ピラティス・アジア局長・ジャパン代表株式会社CODE7代表取締役桑原匠司氏
ピラティスの価値の源泉

PHIピラティスは、米国の理学療法士クリスティン・ロマネ・ルビー氏によって開発され、機能解剖学を基盤に構成するピラティスとして、世界的に高い定評がある。同氏が、アスレティックトレーナー(NATABOC-ATC)であり、教育学博士であるという背景から、まずアスリートのリハビリ~パフォーマンストレーニングとして、世界的に広がった。その後、コンディショニングメソッドとして一般生活者層にも急速に浸透してきている。PHIピラティスジャパン代表で、自身もアスレティックトレーナーとしての実績も持つ、桑原匠司氏はこう説明する。
「クリスティンは、理学療法士として、世界の『運動療法の祖』として知られるシャーリー・サーマン博士を師事していました。ピラティスの動きの中から、バイオメカニクス的に危険なものを排除し、理論的に運動療法として有効なエクササイズに絞って、PHIピラティスの指導ガイドラインをまとめました。そのため、『コンディショニング』や『ファンクショナルトレーニング』といった機能改善を安全に行えるピラティスとして世界的に支持されているのです」
ピラティスが、ジム・スタジオの
収益性を高める理由
PHIピラティスの指導者には、独立してジムやスタジオを経営する人が多いが、市場が成熟期に入るなかでも、高い利益率で安定した経営・運営を続けている。その理由の1つに、即効性が高く、運動効果が実感できることで、入会率や継続率が高いことが挙げられる。
PHIピラティスでは、「各関節において、骨の位置があるべき場所にある」状態が保たれるように、エクササイズのメニューが組まれる。骨の位置は、付着する筋肉によってひっぱられて移動するため、あるべき場所に維持するうえでは、付着する筋肉の長さや強さのバランスを適正に戻していく必要がある。このバランスを整えることで、骨が適切な位置で動き、体重やパワーが分散することで、運動効率が高められる。
「骨をあるべき場所に戻す」ことで、動きやパフォーマンスの違いをすぐに感じることができる。また、日常でも、身体のコリや痛みがなくなったり、ラクに動けることを実感できることから、リピートにもつながりやすい。特に年齢が高いクライアントほど、こうした効果へのニーズが高く、指導者も、年齢に関係なく本質的な指導を続けられることから、LTV(生涯顧客価値)も究極的に高められるピラティスメソッドとなっている。
PHIピラティスは、導入コストも低い。桑原氏によると、養成コースの中でも特に薦めるのが「マットピラティスI・II」。機能解剖学が基礎から徹底して学べることで、「コンディショニング」「機能改善」「運動療法」「ポストリハビリ」などの指導に対応できる。8時間×4回の研修で習得が可能。リフォーマーを導入する場合でも、ピラティスマシンは故障が少なくメンテナス費用も低い。マシンでのプライベートレッスンで高い体験価値を提供できることから、小スペースで高単価の利益率の高いサービス提供が可能となる。
ピラティスやパーソナルトレーニングが市場に浸透した今こそ、ブームが去った後にも生き残る本質的な指導力と、ジム・スタジオの高い経営効率による利益体質を身に付けておきたい。
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