本橋恵美氏がプログラム・指導サービスを総合監修、ビジネスモデルも確かなものに

今やすっかり人口に膾炙する存在となったピラティス。だが、顧客の期待や顧客にフィットするソリューションを提案、提供し続けられるフランチャイズ(FC)チェーンは?と言われると、どうだろう?既存のピラティス事業者の多くは、バリューチェーンのロジまわり、つまり支援活動への対応が適切に整えられていないことから、息せき切って多店舗展開しても、逆に顧客満足、従業員満足を得られず、業績を落とすことになってしまう構造的欠陥を抱えるところも多いのではないか。そんな状態の市場に満を持して登場したのが、株式会社ライフウェル(以下、同社)の「PILATES R」。経験豊富な同社とあってビジネスモデルをほぼ完成させているため、FCジーの収益性も安定的に高く、持続的な成長が期待できる業態に仕上がっている。

  • 「PILATES R」プログラム監修者
    一般社団法人 Educate Movement Institute 代表理事
    株式会社E.M.I 代表取締役
    徳島大学大学院 医学研究科 医科学専攻 運動機能外科学分野 在籍
    本橋恵美氏

ブームのピラティスだが二極化傾向に、何がその差を分けるのか?

パーソナルトレーニングブームが落ち着き、その中心がピラティスへとシフトしてきている。だが、顧客の期待や顧客にフィットするソリューションを提案、提供し続けられるピラティススタジオを多店舗展開できるケイパビリティを備えた事業者は意外に少ない。この数年間にピラティススタジオの出店が続いたが、事業者は二極化する傾向に。スケールできているところとそうでないところの差が明確になってきている。何がその差を分けるのか?

業績が失速する事業者は、やれ、チケットは売れたか?出店はしたか?など、表層的、短期的なことばかりに執着している。逆に健全にスケールできているところは、バリューチェーンの支援活動にあたる、いわゆるロジまわりをしっかり構築している。採用や教育、プログラム・サービスの標準化、デジタル化への対応などが適切に整えられているのだ。だから、FCにより多店舗展開しても、ビジネスモデルを構成する要素間にフライホイールがまわり、顧客満足、従業員満足を得て、価値循環から品質を高め、持続的に業績を伸ばすことができている。

そうしたケイパビリティを備えた事業者が、今、また1社登場してきた。日本にピラティスを最初に導入、さらにジム・スタジオ業態のパイオニアとして知られる同社が、これまでの豊富な知見と経験を活かして「PILATES R」を完成させた。ビジネスモデルもほぼ完成しており、収益性も高位安定的で、持続的な成長が期待できる。

20~50歳が気軽に通える「PILATES R」
成長を予感させるポジショニング

「PILATES R」のプログラム・指導サービスは、ジョセフ・ピラティス氏直系のPilates In社から派遣されたバレリー・ウォン氏の指導によるオーセンティックピラティス・インストラクターの資格を取得し、その後ピラティスインストラクター資格認定コース等800人のピラティス・ヨガ資格認定者を輩出している本橋恵美氏が総合的に監修。そのクオリティと効果は、すでに各所で実証済みである。

ブランド名にある「R」にはReformer(リフォーマー)を活用し、身体の正しいRespond(反応)を惹き出し、日々の暮らしを支えるResilience(しなやかに回復する力)を高めるReal(本物志向)なレッスンで、人生がRich(豊か)になってほしいとの思いが込められているというが、同氏が監修し、ここ「PILATES R」で提供されるプログラム・指導サービスによって、まさにそれが実現できるという期待を持つことができる。

「PILATES R」のモデルでは、リーズナブルな料金で、顧客が初級〜中上級に対応できるこだわりの1プログラムを提供し、どの曜日時間でも同じレッスンが受けられる設えを取る。また、スクール制を取ることで、習慣的にレッスンを受けていただくことができるようにしている。スクール制のメリットとしてコミュニティ(つながり)ができやすいが、これもまた同スタジオの魅力となろう。

これまで日本においては、シニア女性向けのサーキットトレーニングジムや24時間ジムは広がったが、20~50歳が気軽に通えるフィットネス施設がなかった。「PILATES R」はそこにピタリと対応するベネフィットを提案、提供で、独自のポジションを取ることができることになる。

こうしたクラスのクオリティと効果、そしてスタジオのサービスを支える秘密を同社は公開している。同社代表取締役社長の増田秀俊氏は、次のように語る。

「PILATES Rでは、初心者でも効果を実感しやすい指導サービスを提案、提供していくのですが、最大の特徴は、完成されたプログラム・指導サービスにあります。ユーザーの成長に対応するように、2ヶ月ごとにプログラムが変わります。動きに慣れた頃にプログラムが変わるため、スムーズに継続できるようにしています。すでに体験いただいているお客さまからも、姿勢改善や結構の改善によるウェルネス&ビューティ効果に加えて、体幹が鍛えられることにより、肩こり・腰痛などの改善、怪我の再発防止など身体の調子が整う効果が得られたというご評価の声が届いています」。

インストラクターの養成を担当する本橋氏も、プログラム・指導サービスに自信を持っているようで、それについて、こう話している。

「解剖学や運動力学などの専門知識とこれまでの臨床経験をもとに(養成コースの内容を)つくっているため、安全かつ効果的な指導スキルを身に付けることができます。知識やスキルがなくても、確かな指導カリキュラムと個別のサポートで、どなたでも自信を持って指導できるようになれます」。

同社では、今後の多店舗展開に合わせて、「PILATES R」認定インストラクターの募集も行っている。

「PILATES R」の魅力で、FCジーは
低投資、好収益の事業を実現

同社では、直営店がサクセスフルに成長できたため、FC展開を始める。

FCジーとしてのメリットは、本部の支えが整っているため、ピラティスに関する知識やスキルがなくても、低投資、好収益の事業ができることにある。また、既存のフィットネスクラブの有休スペースをピラティススタジオとして活用することもできる。

モデルプランでは、延床面積40坪で初期費用3640万円であり、これは24時間ジムと比較すると、規模でおよそ1/2、費用で1/3程度である。顧客の会費単価は、月4・月6・フリーの3種別を用意しているが、平均11,320円/月として、24ヶ月目に会員数が360名の在籍があると仮定すると、売上総利益は4,418,000円、販管費は2,642,000円、営業利益1,776,000円(営業利益率40%)となる。投資回収の目安も、約30ヶ月と早い。

FCジーになるには、相応の要件を満たす必要があるが、まずは直営店を視察するか、あるいはできれば、会員として体験してみるのがよいだろう。リフォーマーを使った新感覚の「PILATES R」の魅力がすぐにつかめるはずだ。