「Strong is the new sexy」は、数年前、初めて筋力トレーニングの効果を知る、多くの女性を含む日常生活者の増加に注目したスローガンだった。現在では、目新しさは習慣へと発展し、筋力トレーニングはあらゆる層の間でワークアウトのトップトレンドの一つとなっている。

2020年のIHRSAヘルスクラブ消費者レポートによると、会員のレジスタンストレーニングの利用率は一貫して安定しているか、わずかな増加を示しており、特にファンクショナルトレーニングを考慮した場合、その傾向は顕著になる。

興味深いのは、パンデミック時にストレングス機器の需要が増加したことだ。IHRSAのレポートによると、以下の通り。

「NPDグループがまとめた小売データによると、健康器具とフィットネス器具の売上はパンデミックの期間中に大きく伸びた。2020年3月、フィットネス機器全体の売上は‘19年3月と比較して130%増加した」

このように、全体的に筋力トレーニングへの参加が増加しているのは、より強くなることが、老若男女を問わず、運動能力や寿命、健康全般の向上に役立つことを示す研究が蓄積されているため、今日の消費者にとって見ればスローガンは「Strong is the new healthy」に変わった。

収益を上げるストレングス機器、特にジェネレーションXは、ストレングストレーニングを優先している。IHRSAの統計によると、ジェネレーションXの場合、クラブで選ぶ機器のトップ5のうち3つがレジスタンストレーニング機器だという。

消費者の間では、レジスタンスマシンが若干上位を占めていますが、若い層はフリーウェイトを使用する傾向が強いというデータもある。

SCW Fitness Educationが’21年のバーチャルイベントで行った調査では、参加者の間でファンクショナルトレーニングが2位、ストレングストレーニングが4位にランクインしている。

しかし、同社の「今日のライブイベント」調査では、ファンクショナルトレーニングが1位、ストレングストレーニングが3位となっている。

需要が高まっているのだ。かつて女性や高齢者はウェイトリフティングを避けていたが、今ではマシンやフリーウェイトエリアで、有酸素運動を補うためにウェイトリフティングをしている姿をよく見かける。

昨年発表された「The Next Fitness Consum