株式会社ニチガスクリエート 取締役

株式会社岡山スポーツ会館 

2017年より一般社団法人日本フィットネス産業協会が開始した国家資格、フィットネスクラブ・マネジメント技能検定(以下、FCM)。その1級試験で見事合格した方々に、対談形式で、学びを進めるにあたってのポイントなどを聞いていく。先輩たちの話を参考に、自分なりのスタイルを見つけて効率よく、学びを進めてほしい。(※以下、敬称略)

学びを進めるごとに業務にリンク独自の工夫でモチベーションを維持

森:挑戦のきっかけは上司からの勧めがあったことでした。ちょうど支配人になったばかりの時期でもあり、勉強のためにと受験することにしました。しかし、1回目は実技で落ちてしまい、2級からもういちど勉強し直して、再チャンレジで合格することができました。

平岡:かつての上司が検定の試験官をしていたこともあり、「やってみないか」と声をかけられました。実は、受験前はマネージャー職に就いていたのですが、体調を崩し、役職を降ろしてもらい、その後1ヶ月ほど休職することになりました。そこから現場復帰するにあたり、新たなスタートを切るにふさわしいものがないかと探していた時期でもあったので、この1級取得を目標に据えることにしました。国家資格で、かつ岡山県内ではまだ1級取得者がいなかったこともあり、合格すれば自分がこれまで行ってきたマネジメントが間違っていなかったという裏付けにもなって、自信にもつながると思いました。

森:勉強は試験日の3ヶ月ぐらい前から始め、最初は休日を中心に、後半の1ヶ月ほどは日々1時間ほど取り組みました。2級の勉強時には1冊、1級ではあらゆることを書き出すためのノート1冊、そこから要点のみに絞ってまとめるためのノート1冊の計2冊をつくりました。1級でわからないことがあれば、2級に戻って確認し、要点ノートに書き加えていくという流れで取り組みました。この要点ノートは、特に口述試験のためというところもありました。
勉強自体は