5月は「メンタルヘルス啓発月間」であり、運動がメンタルヘルスにとってプラスの影響を及ぼすための鍵であることを人々に思い出させ、その概念を強化する絶好の機会である。

例えば、フィットネスクラブに通うことで、心理的な回復力を高めることがわかっている。フィットネスクラブは、会員が様々な運動オプションを試すことができる場所であり、高い自己管理能力と個人的な主体性を発揮することができる場所である。フィットネスクラブに通うたびに、会員はよりポジティブな自己認識と気分の向上という直接的な報酬を得ることができる。最近の調査では、運動習慣を持つ人の78%が「精神的・感情的な健康」を運動の最大の理由にしている※1ことも報告されている。
※1. Exercise Trends - US -2021

また、高いフィットネスレベルが心の健康を守ることにつながっている。実際、人のフィットネスレベルは、メンタルヘルスの障害のリスクと用量依存的な関係があるのだ。体力が高い人に比べて、体力が低い人では47%、体力が中程度の人は23%、精神疾患のリスクが高くなる※2ことがわかっている。
※2.A.Kandola, et al. 2019

このような利点に加え、フィットネスクラブは、会員に他者とのつながりやソーシャルネットワークを構築する機会を提供し、パンデミックに関連する共通の問題である「孤独」を回避するの