「フェムテックの一大ブーム」「メンテックの登場」「性差医療・性差ヘルスケアの急速な広がり」「女性ヘルスケア市場への新規参入企業急増」「ネクストフェムテックとして注目されるジェンダード・イノベーションの広まり」などの業界動向を踏まえ「性差を考慮したヘルスケア製品が集結するBtoB展示会 ジェンダード・イノベーションEXPO」を世界初*開催する。
*インフォーマ調べ(2023年1月)

大手企業からベンチャー企業まで企業規模・業種・業態、多様な企業様の出展が決まっている。

また同テーマでは国内最大級の規模となる「ジェンダード・イノベーション ビジネスカンファレンス」も併催。医療/アカデミア/企業/メディアの各界から著名人が登壇し、最新トレンド、事例、課題、指針などを業界に発信していく。

開催概要

展示会名:
ジェンダード・イノベーションEXPO

会期:
2023年2月8日(水)~10日(金)10時~17時

会場:
東京ビッグサイト 西1、2ホール

主催:
インフォーマ マーケッツ ジャパン株式会社

企画:
ウーマンズ

出展社数:
67社 ※共同出展社含む

来場者数:
20,000人(予定) ※健康博覧会全体の来場者数

ジェンダード・イノベーションとは

ジェンダード・イノベーションとは、科学・技術・政策など幅広い分野において性差分析を取り込むことで、新しい視点を見出しイノベーションを創出することを指す。命や健康に直結しやすい医療・ヘルスケアの分野においては特に必要とされる考え方で、性差分析を取り込むことにより、これまでは明らかにされてこなかった、あるいは着目されてこなかった女性特有/男性特有*の健康問題・健康悩み・健康ニーズをより正確に捉えた製品・サービス開発につなげられることが期待されている。
*ここでは生物学的性差を指して「女性」「男性」と記載

2022年には政府が「女性活躍・男女共同参画の重点方針(女性版骨太の方針2022)」の中でジェンダード・イノベーションに言及したことでも、性差分析の関心が社会的に高まるきっかけとなった。

ヘルスケア業界 における ジェンダード・イノベーション とは

ヘルスケア業界においては、業界全体でジェンダード・イノベーション=性差分析が進み始めたことで、「フェムテック」と「メンテック」というカテゴリーが生まれ、これまで着目されてこなかった健康領域の製品・サービスが登場したと捉えることができる。なおヘルスケア業界で性差分析を取り込むことで、以下3タイプの製品・サービスの研究・開発が進むと期待されている。

【1】女性のみ、または男性のみに起こる健康問題を解決・予防する製品・サービス
【2】男女ともに起こるが、女性または男性に多く見られる健康問題を解決・予防する商品・サービス
【3】男女に同等に起こる健康問題を、女性特有あるいは男性特有の症状・原因・心理・環境などに配慮して解決・予防する製品・サービス

本EXPOが見逃せない、4つの理由

1.海外市場
国内のヘルスケア業界では今、生理・妊娠・出産・セクシャル領域など(婦人科系/生殖系ビジネス)のフェムテックに商機を見出す動きが活発化している。一方で海外では、婦人科系/生殖系ビジネスの興隆は落ち着き始め、それ以外の女性の健康問題に着目したソリューションの開発が増えている。

例えば、骨粗鬆症、摂食障害、うつ病、生活習慣病関連など、男女共通の疾患における病態・予後・発症時期・発症率の男女差に着目したソリューションが該当。必ずしも女性だけが持つ臓器や病気に対してではないヘルスケアや医療領域における性差にも関心が高まっている。

2.政府方針
◆2020年12月、第5次男女共同参画基本計画にて閣議決定
「これまでの男性の視点で行われてきた研究・開発プロセスを見直し、男女の心身の違いやニーズを踏まえ、性差を考慮した研究・技術開発を求める。研究遂行過程において女性を積極的に評価し、女性の視点を取り入れた研究プロジェクトを推進する」

◆2021年3月、第6期科学技術・イノベーション基本計画にて閣議決定
「研究のダイバーシティの確保やジェンダード・イノベーション創出に向け、指導的立場も含め女性研究者の更なる活躍を進めるとともに、自然科学系の博士後期課程への女性の進学率が低い状況を打破することで、わが国の潜在的な知の担い手を増やしていく」

◆2022年5月、女性活躍・男女共同参画の重点方針(女性版骨太の方針 2022)にて言及
「科学技術・学術分野において男女共同参画を進め、研究・技術開発に多様な視点を取り入れていくことは、
ジェンダード・イノベーションの創出にもつながり、重要である」

3.消費市場
女性生活者の「性差医療・性差ヘルスケア」に対する認知や需要は、どれ程あるのか?20代〜90代の女性2,000人に調査を実施したところ、言葉自体の認知度は1割未満と低いものの、性差に着目した医療の必要性を感じている女性は約8割であった。性差を考慮したヘルスケアソリューションや治療は、確実に需要が高まっていくと言える。

「かわいい」「おしゃれ」「自分らしく」「女性のエンパワメント」といったフェムテックブーム牽引の大きな要因となった
感情的・社会的思考に加えて、性差視点から製品・サービスをPRすることによって、女性ヘルスケア業界における確固たるポジション・需要をいち早く獲得できる。

調査結果はこちらから
ネオマーケティング、企画:ウーマンズ (2022年1月)

4.ヘルスケア業界
上記の国内外の動向を受け、業界全体の関心がかつてないほどに高まっている「女性ヘルスケア」に特化した国内最大級のBtoB専門展示会だからこそ、ヘルスケアビジネスの拡大に直結する出展社/製品・サービス/最新業界情報との出会いが得られる。