ウェルネス需要の高まりを受け、フィットネスクラブ各社も、会員の“健康”に対し、これまで以上に多面的なアプローチが必要となってきた。特に、身体のメンテナンスにあたる「コンディショニング」は、長期的な健康の獲得に向けて、重要な要素である。

その重要さにいち早く気づいている業界の先駆者を本特集で紹介したい。

野生を呼び起こす、振動フィットネスバイク”REVO”を体感せよ

 

Fitness Business通巻124号で編集部記者の体験レポートを紹介したPower Plate REVOだが、そのオフィシャルアンバサダーにヘルスデータサイエンティストの齊藤邦秀氏が就任した。長年、Power Plateの研修やオンラインレッスンに力を入れてきた同氏だが、SPORTEC2022でお披露目となったREVOを初めて利用したときは、驚きを隠せなかったという。今回は、一流トレーナー目線での体験談ならびに、今後のREVOの活用方法の可能性について訊いた。

オシャレな低酸素空間で 「より楽に、より健康に」
高地トレーニングスタジオSOLERA

 

高地トレーニングスタジオSOLERAは2022年6月末に京都府京都市にオープンした。今までのフィットネスジムらしさを取り払い、運動に対して苦手意識がある人でも通いやすい空間の演出にこだわっている。また、低酸素空間で行うヨガやストレッチなどのスタジオレッスンが、心身のコンディショニングにおいて会員から人気を集めている。

マイナスを 0 に、0をプラスに
プライベートジム Revive

 

宮城県仙台市に3店舗を構えるパーソナルトレーナージム「Revive」は、解剖学、栄養学、脳科学などの専門分野を持つトレーナー陣が集うプロフェッショナル集団。その代表トレーナーを務める佐々木優介氏は、本来あるべき身体の機能を取り戻すコンディショニング指導を得意とする。その手腕が好評で、口コミで会員を0から集め、退会率も極めて低い水準を保っている。そして、トレーナーは会員のためにも「真の身体のスペシャリスト」であるべきだと改めて痛感させられた。その価値は、現代医療をも凌駕する。

真のトレーナーが業界を牽引し、国をも繫栄させる

 

現在、プロ野球選手8名をはじめとするアスリートから一般顧客まで幅広いクライアントを担当しているSSL代表の船木永登氏。1ヶ月に最高304セッションを記録。コンディショニング領域のスペシャリストとして、SSLスペシャリストトレーナースクールおよび最近立ち上がった青山トレーナースクールでも教鞭を振るっている。コンディショニングの大切さを熟知している同氏より、業界のトレーナーのレベルを底上げし、発展していくためのヒントを授かった。